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札幌市の道路台帳ってどう取得するの?手続きから活用方法まで徹底解説

みなさん、こんにちは!『ローカログ』札幌エリア担当のライタータクミです😊 今回は札幌市の道路台帳について、僕が実際に調べ上げた情報をお届けします。不動産に関わる仕事をしている方や、建築を考えている方にとって、道路台帳は意外と身近で重要な存在なんですよね。

目次

そもそも道路台帳って何?なぜ必要なの?

道路台帳とは、道路法に基づいて道路管理者が作成している道路の公式台帳のことです。札幌市の場合、市が管理している道道(北海道道)および市道の詳細な情報が記載されています。路線名や道路の区域、幅員(道路の幅)などの基礎的な事項が示されているんです。

実は僕も以前、友人が家を建てる際に「うちの前の道路って何メートルあるの?」という質問を受けて初めて道路台帳の存在を知りました。不動産の重要事項説明書には「敷地等と道路との関係」という項目があって、道路の種類や幅員を正確に把握するために道路台帳が必要不可欠なんですよね。

札幌市の道路台帳はここで取得できます

札幌市の道路台帳を閲覧・取得するには、実際に足を運ぶ必要があります。場所は札幌市役所本庁舎6階南側の道路認定課です。入口は5番で、道路台帳閲覧窓口が設置されています。

開庁時間は以下の通りです:

  • 月曜から金曜(土日・祝祭日・年末年始は閉庁)
  • 8時45分から12時15分
  • 13時00分から17時15分

注意したいのは、電話やホームページからのお問い合わせでは、場所の特定が難しく誤った情報をお伝えしてしまう恐れがあるため、道路幅員について回答してもらえないということです。必ず窓口まで出向く必要があります。

印刷料金と縮尺について

道路台帳は1/500または1/1000の縮尺で印刷することができます。料金はコピー(A3白黒)1枚30円とリーズナブルです。必要な部分だけをピンポイントで取得できるので、コストも抑えられますね♪

オンラインでできること、できないこと

完全にアナログな手続きかというと、そうでもありません。札幌市では「札幌市地図情報サービス」というオンラインサービスも提供しています。これは札幌市総務局情報システム部システム調整課が管理するホームページです。

このサービスでは、札幌市内の道道および市道の路線名称と、道路の告示上の最大・最小幅員を確認することができます。ただし、特定の場所の正確な幅員については、やはり道路台帳を直接確認する必要があります。

インターネットサービスの限界

残念ながら、詳細な道路台帳図面はインターネットでは取得できません。境界線や道路施設の現況、正確な幅員が記載されている詳細な道路図面は、全国どの市町村でもインターネットでは公開されていないのが現状です。重要事項説明書に必要なレベルの詳細情報は、窓口での取得が必須となります。

道路台帳図の見方と読み解くポイント

実際に道路台帳図を取得した際、どのように読み解けばよいのでしょうか?札幌市の道路台帳図には重要な注意事項が記載されています。

道路台帳図の注意点

まず理解しておきたいのは、道路台帳図は道路法上の道路区域を表示しているということです。重要なのは、道路区域線は土地所有権の境界線ではないという点です。また、現地の道路区域位置とは必ずしも一致しないこともあります。

道路区域および幅員・延長以外の記載事項は参考程度に留め、法的根拠を有するものではないということも覚えておきましょう。つまり、図面は道路の認定幅員を示すもので、実際の幅(現況幅員)や建物の配置、舗装の状況とは異なる場合があるということです。

道路番号と路線名の読み方

道路台帳図には道路番号と路線名が記載されています。例えば、札幌の象徴的な大通は「10-0001 大通南線」と「10-0002 大通北線」という2つの道路から構成されています。道路番号のハイフン前の最初の2桁は札幌市が管理する区番号で、中央区は「10」となっています。

国道・道道の道路台帳について

札幌市道以外の道路台帳も存在します。国道については札幌開発建設部が管理しており、一般国道5号、12号、36号など多数の路線があります。ただし、国道の道路台帳を取得するには「情報公開法に基づく開示請求」による手続きが必要で、取得まで約1か月程度の時間がかかります。

道道については、北海道の10の建設管理部で各エリアの道路の整理や維持管理を行っており、それぞれの担当部署で道路台帳を取得することができます。ただし、北海道には国道が約7,000km、道道が約12,000kmもあり、道路台帳の取得は大変な作業になることもあります。

デジタル化への取り組み

札幌市では道路台帳のデジタル化にも取り組んでいます。「札幌市デジタル道路台帳図閲覧システム」の整備が進められており、より効率的な閲覧システムの構築を目指しています。将来的には、より便利で迅速なサービス提供が期待できそうです♪

建築基準法との関係性

道路台帳は建築基準法における道路の判定にも重要な役割を果たします。建築基準法では、建物を建築する際に敷地が道路に接していることが原則として求められています。このため、道路の種類や幅員を正確に把握することは、建築計画において極めて重要なんです。

札幌市では都市計画法や土地区画整理法等により整備された道路のうち、幅員4m以上のものについても道路台帳で管理されており、建築基準法上の道路として機能しています。

実際に利用する際のコツ

僕が実際に道路台帳を取得した経験から、いくつかコツをお伝えします。まず、事前に対象となる道路の大まかな位置を地図で確認しておくことです。札幌市地図情報サービスで路線名や大まかな幅員を事前にチェックしておけば、窓口での手続きがスムーズになります。

また、平面図だけでなく断面図も確認することをおすすめします。断面図では、車道・歩道での幅員の内訳や舗装の材質と厚さを見ることができ、より詳細な情報を得られます。特に大通のような主要道路では「高級舗装」が施工されているなど、興味深い情報も確認できますよ!

まとめ:正確な情報取得のために

札幌市の道路台帳取得は、確実で正確な道路情報を得るための重要な手段です。オンラインサービスで概要は把握できますが、詳細で法的に意味のある情報を得るには、やはり窓口での直接取得が必要です。

不動産に関わる方はもちろん、建築を検討されている方にとって、道路台帳は「行動あるのみ」の精神で積極的に活用していただきたい資料です。手続きは決して難しいものではありませんし、料金も手頃ですからね😊

「知識は力なり」- フランシス・ベーコン

正確な道路情報を把握することで、みなさんの不動産や建築に関する判断がより確実なものになることを願っています。疑問があれば遠慮なく札幌市役所の窓口を訪ねてみてくださいね!

投稿時のリサーチ結果に基づいて記事を作成していますが、最新情報は公式サイトも必ずご確認ください

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