こんにちは!「ローカログ」目黒エリア担当- ライターのあきこです。最近、目黒区で地域の歴史や街歩きが気になるなら、一度は「地蔵さま」について意識してみてほしいなと思います。目黒区に住んでいると、ふだんの生活の中でふと小さな石仏やお地蔵さまに出会うこと、ありませんか?
目黒区には、知れば知るほど心がぽかぽかになる地蔵さまのストーリーがたくさんあります。今日は、目黒区で地蔵さまとともに見つけてほしいやさしさについて、わたしならではの視点でご案内します。スッキリ明るく、ちょっと寄り道気分でお楽しみください。
目黒区で脈々と息づく地蔵信仰と地域のつながり
そもそも、地蔵さまってどんな存在かご存知ですか?地蔵菩薩は、苦しむ人々や子どもたちの救い主。日本には8世紀ごろ伝わり、平安時代には貴族の間で、鎌倉時代になると民衆のための存在として広まっていきました。道祖神信仰とも結びつき、村の辻や道ばたなどに地蔵像が多く建てられてきたそうです。現在の目黒区でも、多くの地蔵さまが地域のあちこちにそっと立ち続けています。
江戸時代には地蔵信仰が最も盛んになり、延命地蔵や六地蔵、子安地蔵などが親しまれました。子どもの無事を願う親心、病気平癒や家族の成長を願う想い…。目黒区で地蔵さまが身近なのは、今も“人を想い、つなぐ”やさしさが町に根づいているからでしょう。
成就院のお静地蔵―母の願いが受け継がれる石仏
下目黒三丁目にある成就院の境内では、江戸時代に徳川家康の側室、お静の方が子どもや家族の無事を祈って奉納したという「お静地蔵」三体が並んでいます。この成就院のお静地蔵は縁結び、子宝、子育てのご利益が有名で、今も多くの家族連れや近所の人が訪れるスポットです。
地蔵さまたちの優しい表情の前に立つと、自然と「家族が元気でいられますように」と願いを込めたくなり、温かな空気が流れるのを実感します。娘と一緒に手を合わせるたび、ふだん忙しい生活の中でもほっと温もりが広がります。
駒場の〆切地蔵―困難をしめ出し、街を守る希望の存在
駒場野公園の淡島通り沿いには、「駒場の〆切地蔵」という愛称で親しまれる石仏があります。この地蔵さまは、かつて隣の村で悪病が流行した際、駒場村は無事だったとの由来があり、「災いをしめ出す=〆切」と呼ばれることに。
今も地元の方たちが朝夕に立ち寄り、そっと手を合わせている姿が見られます。「家族みんな、今日も元気でいてほしい」そんな気持ちが自然と湧き上がる、大事なパワースポットのひとつ。困難があるとき、地蔵さまと一緒にのりこえる強さをもらっています。
油面高地蔵尊―子どもの毎日を見守る地域の守り神
油面地蔵通りの真ん中に立つ「油面高地蔵尊」は、およそ2メートル以上ある立派な地蔵さま。交通安全や眼病平癒、子宝祈願などのご利益で愛されています。
みんなの登下校や通勤、商店街のにぎわいも優しく見守り、世代を超えた地域の安心感を与えてくれる存在です。朝の通学路で「いってきます!」と声をかけて出発する子どもたち、それを見守る親のほっこりした表情――この地蔵さまがいるだけで、町全体がぽかぽか温まっていく気がします。
碑文谷・正泉寺の地蔵たち―家族の絆や心のよりどころに
碑文谷の正泉寺には、個性的な表情の四体の地蔵さまがならんでいます。ここの地蔵さまは、家族のような雰囲気を感じさせるのが特徴的。静かに微笑む地蔵さまの前で、日々の無事を願う人、そっとお礼をする人も多いそうです。
歴史ある境内とともに、町の人の心のよりどころ。どこか懐かしさと安心感に包まれながら、現代のわたしたちにも「大丈夫だよ」と語りかけてくれるようです。
祐天寺や蟠龍寺―楽しい言い伝えや美のご利益も!
祐天寺にも地蔵さまがあり、歴史的にも大切にされてきました。そして下目黒の蟠龍寺には、江戸時代から「おしろい地蔵」と呼ばれるユニークな地蔵さまが。顔におしろいを塗り、そのおしろいを自分にも分けて塗ると美しくなれるという言い伝えがあり、女性や芸能関係の方からも人気です。美肌や開運を願いに来る人も多いんですよ。
暮らしのなかでこうした楽しい地蔵文化が息づいている目黒区、本当に魅力的だと思いませんか?
地蔵さまに寄せる、みなさんの体験談
「子どもの登下校を見守ってくれる油面の地蔵さまに、家族みんなで毎朝手を合わせています。」(女性/30代後半/会社員)
「地蔵めぐりをして表情の違いを発見するのが楽しく、地元の歴史にも自然に興味が湧きました。」(女性/40代前半/主婦)
「困ったときは駒場の〆切地蔵へ。祈るだけでスッキリ心が軽くなるから、ずっと大切な場所です。」(男性/50代前半/自営業)
目黒区に暮らすなら、地蔵さまのある町で感じてほしいこと
目黒区で地蔵さまに出会うたび、その土地の人のやさしさや連帯感がじんわり伝わってきます。目黒区の地蔵さまと向き合うことで、毎日がほんの少し明るく、ぽかぽかした気持ちになる。
みなさんも、何気ない通り道やお買い物のついでに、少しだけ足を止めて地蔵さまを見つけてみてください。「今日もお世話になります!」そんなふうに声をかけるだけで、きっと日常のやさしさがガンガン増していくはずです。
子育てや仕事に追われる毎日の中にも、地蔵さまとの出会いは小さな安心や癒しになります。
地蔵めぐりで発見!目黒区の散歩のすすめ
カフェやショッピングも素敵ですが、休日や空いた時間に地蔵さまめぐりをしてみるのも楽しいですよ。「目黒区で地蔵さまさがし」というテーマで歩いてみると、歴史や伝説だけでなく町のあたたかさにも出会えます。
写真を撮ったり手を合わせたり、時には誰かと思い出話をしたり。ありふれた日常が特別な一日にガラッと色づく瞬間が訪れます。
暮らしの中で地蔵さまが教えてくれること
地蔵さまはいつの時代も、みんなの心をやさしくつなぐ存在。わたしも「忙しい」「大変だ」そんな日こそ、一番身近な地蔵さまに「今日もどうぞよろしく」と声をかけたくなります。自然と前向きな気持ちになれて、家に帰る頃にはぽかぽか心が晴れやかになります。
目黒区で暮らしているなら、ぜひ一度は地蔵さまに寄り道して、日々の新しい発見と向き合ってみてくださいね。
本日の名言
「人生は自転車のようなものだ。倒れないようにするには、走り続けなければならない。」
— アルベルト・アインシュタイン
今日もみなさんの毎日に、ぽかぽか笑顔と小さな発見がたくさん届きますように!また目黒エリアでの新しい発見をお届けします。


















