こんにちは!『ローカログ』目黒エリア担当ライターのあきこです。みなさん、暖かい日差しが心地よい季節になってきましたね♪ 春といえば桜のイメージが強いけれど、実は目黒区には素敵な菜の花スポットがあるんです。黄色い小さな花がぽかぽかと咲き誇る光景って、見ているだけで心がほっこりしませんか?
今回は地元に住むわたしが、目黒区で菜の花の名所として親しまれている場所を詳しくご紹介しますね。歴史的な背景も含めて、きっと新しい発見があると思います!
江戸時代から続く菜の花の歴史〜油面公園の物語
目黒区で菜の花といえば、まず思い浮かぶのが中町にある油面公園です。この公園の名前、ちょっと不思議だと思いませんか? 実はこの「あぶらめん」という地名には、とても興味深い歴史が隠されているんです。
江戸時代中頃から、この一帯では菜の花栽培が非常に盛んに行われていました。当時の人々は菜の花から菜種油を絞り、その油を祐天寺などのお寺の燈明用として奉納していたんです。そして驚くことに、この油を奉納する際には絞油業者への租税が免除されていたのだとか!
つまり「油の製造により税が免ぜられる村」、すなわち「油免」が地名の起こりになったと言われているんです。時代とともに「油免」から「油面」へと変化し、現在の公園名になったというわけですね。
現在の油面公園の魅力
現在の油面公園は、東急東横線祐天寺駅から徒歩15分ほどの場所にあります。面積は4,513平方メートルとそれなりに広く、地域の憩いの場として親しまれています。
公園内には梅園があり、紅梅や白梅など様々な品種が植えられているので、早春から春にかけて長期間にわたって花を楽しむことができるんです。特にカンコウバイは新春から咲き始めるので、お正月の散歩コースにもぴったり♪
現在は令和7年3月25日の再開園に向けてリノベーション工事が行われていますが、工事完了後はさらに魅力的な公園として生まれ変わる予定です。健康器具も新たに設置されるそうで、地域のみなさんにとってより使いやすい空間になりそうですね。
目黒区内の他の菜の花スポット情報
油面公園以外にも、目黒区周辺では春になると菜の花を楽しめる場所があります。特に林試の森公園は隣接する品川区にありますが、目黒区からもアクセスしやすい人気スポットです。
また、目黒川沿いの散策も春の楽しみのひとつ。桜で有名な中目黒エリアですが、よく目を凝らしてみると小さな菜の花が咲いているのを発見できることも。桜と菜の花のコラボレーションが見られたら、それはもう最高にラッキーですよね!
春のお散歩におすすめのルート
わたしがおすすめするのは、祐天寺駅をスタートして油面公園を訪れ、そこから目黒川方面へ向かうお散歩コースです。歴史を感じながらゆったりと歩けて、季節の変化を肌で感じることができます。
途中で見つけた小さな菜の花にも注目してみてください。住宅街の花壇や公園の片隅に、ひっそりと咲いている菜の花を発見するのも楽しいものです。子どもと一緒なら、「菜の花探し」をゲーム感覚で楽しむのもいいですね。
菜の花を楽しむベストタイミング
目黒区で菜の花を楽しむなら、やっぱり2月から4月にかけてがベストシーズンです。特に3月に入ると、暖かい日が増えて菜の花もガンガン咲き始めます♪
早朝の散歩もおすすめですよ。朝の光に照らされた菜の花は、とても幻想的で美しいんです。人も少ないので、ゆっくりと写真撮影も楽しめます。わたしも娘と一緒によく早朝散歩をするのですが、菜の花を見つけると二人でテンションが上がってしまいます!
菜の花観賞のコツ
菜の花は小さな花なので、近づいてじっくり観察するのがポイントです。一つひとつの花はとても繊細で、よく見ると十字の形をした4枚の花びらがとても愛らしいんです。
春になると公園の花壇で黄色い小さな花を見つけて、近づいてみると菜の花でした。娘と一緒に観察していると、とても癒されました。(女性/40代前半/主婦)
このように、菜の花は大人も子どもも楽しめる身近な自然の宝物。気軽に観察できるのも魅力のひとつですね。
地域とのつながりを感じる菜の花
目黒区の菜の花は、単なる観賞用の花ではなく、地域の歴史や文化と深くつながっています。油面公園の例を見ても分かるように、江戸時代から続く人々の営みが現在まで受け継がれているんです。
現代でも地域のお祭りや イベントで菜の花が活用されることがあります。菜の花缶バッジを作るワークショップなど、地域の子どもたちが参加できる楽しい企画も開催されているんですよ。
こうした活動を通じて、菜の花は単なる春の花ではなく、地域コミュニティを結ぶ大切な存在になっているのかもしれませんね。みなさんも菜の花を見かけたら、その背景にある物語に思いを馳せてみてください。
菜の花と一緒に楽しめるグルメ情報
実は目黒区には「目黒のさんま 菜の花」という、菜の花の名前を冠した老舗の居酒屋があるんです。下目黒の権之助坂にお店を構えていて、新鮮なサンマをはじめとした旬の魚介類を味わうことができます。
春の菜の花散策の後に、こうしたお店で季節の味覚を楽しむのも素敵ですよね。菜の花を愛でた後は、美味しいお料理で心もお腹も満たされる、そんな一日の過ごし方はいかがでしょうか?
まとめ〜目黒区の菜の花で春を満喫しよう!
いかがでしたか? 目黒区の菜の花名所は、単に美しい花を楽しむだけでなく、地域の歴史や文化を学ぶこともできる素晴らしいスポットなんです。特に油面公園は、江戸時代から続く菜の花との深いつながりを感じることができる貴重な場所です。
春になったら、ぜひみなさんも目黒区で菜の花探しを楽しんでみてくださいね。小さな黄色い花が、きっと心を明るくしてくれるはずです♪ わたしもこれからも地域の魅力を発見し続けて、みなさんにお伝えしていきたいと思います。
毎日が発見の連続です。今日もステキな一日をお過ごしください!
「小さなことにも、大きな喜びを見出すことができる。」- ルイーザ・メイ・オルコット
今日という日が、みなさんにとって新しい発見に満ちた素晴らしい一日になりますように。
















