こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです♪ 皆さん、お住まいの地域にある黄色い帯で囲まれたマンホールを見かけたことはありませんか? 実はそれ、いざという時に皆さんの命を守ってくれる大切な消火設備なんです。
今日は世田谷区で設置が進んでいるスタンドパイプについて、ボクが詳しく調べてきた情報をお伝えします! 地震や火災などの災害時に、消防車が到着するまでの貴重な時間を有効活用できる、まさに地域防災の切り札とも言える設備です。
スタンドパイプって一体何なの?
スタンドパイプとは、道路にある消火栓や排水栓とホースをつなぎ、水道管の水圧を利用して毎分100リットル以上の放水を行うことができる消火用機材のことです。消防車両が進入できない狭い道路や木造住宅が密集している地域では、火元に近い消防水利を活用した有効な初期消火活動ができるんです!
首都直下地震などの大規模災害が発生した場合、同時多発する火災現場に消防隊がすぐに到着できるとは限りません。そんな時に地域住民が協力して活用できる消火資機材が、まさにこのスタンドパイプなんです。
消火用機材としては軽量で操作も比較的簡単ですが、放水時の衝撃や接続手順など、ある程度の訓練が必要な設備でもあります。だからこそ、世田谷区では定期的な訓練を実施しているんですね。
世田谷区のスタンドパイプ設置状況
世田谷区では、操作訓練を受けた地域住民が消火活動を行うためのスタンドパイプセットを、平成24年度に出張所・まちづくりセンター27か所、平成25年度に地区会館等27か所、計54か所に設置しました。現在は52か所に設置されています。
まちづくりセンターに設置されているものは貸し出しも可能で、町会・自治会や各種団体が防災訓練を実施する際に利用できます。取り扱い訓練の指導は、消防署の職員等が行ってくれるので安心ですね♪
主な設置場所一覧
世田谷区内の主要な設置場所をエリア別にご紹介します。皆さんのお住まいの近くにもきっとありますよ!
世田谷地域
- 池尻まちづくりセンター(池尻三丁目27番21号)
- 太子堂まちづくりセンター(太子堂二丁目17番1号)
- 若林まちづくりセンター(若林三丁目34番1号)
- 上町まちづくりセンター(世田谷一丁目23番5号)
- 経堂まちづくりセンター(宮坂一丁目44番29号)
- 下馬まちづくりセンター(下馬四丁目13番5号)
- 上馬まちづくりセンター(上馬四丁目1番3号)
- 梅丘まちづくりセンター(梅丘一丁目61番16号)
- 代沢まちづくりセンター(代沢三丁目27番3号)
北沢地域
- 新代田まちづくりセンター(羽根木一丁目6番14号)
- 北沢まちづくりセンター(北沢二丁目8番18号)
- 松原まちづくりセンター(松原二丁目17番36号)
- 松沢まちづくりセンター(赤堤五丁目31番5号)
玉川地域
- 奥沢まちづくりセンター(奥沢三丁目5番7号)
- 九品仏まちづくりセンター(奥沢七丁目35番4号)
- 等々力まちづくりセンター(等々力三丁目4番1号)
- 上野毛まちづくりセンター(中町二丁目33番11号)
- 用賀まちづくりセンター(用賀二丁目29番22号)
- 深沢まちづくりセンター(駒沢四丁目33番12号)
- 二子玉川まちづくりセンター(玉川四丁目4番5号)
砧地域
- 祖師谷まちづくりセンター(祖師谷四丁目1番23号)
- 成城まちづくりセンター(成城六丁目2番1号)
- 船橋まちづくりセンター(船橋四丁目1番12号)
- 喜多見まちづくりセンター(喜多見五丁目11番10号)
- 砧まちづくりセンター(砧五丁目8番18号)
烏山地域
- 上北沢まちづくりセンター(上北沢四丁目32番9号)
- 上祖師谷まちづくりセンター(上祖師谷二丁目7番6号)
- 烏山まちづくりセンター(南烏山六丁目2番19号)
スタンドパイプの使い方と操作方法
スタンドパイプは本体だけでは消火活動を行えません。消火栓を開ける消火栓鍵、消火栓の開閉を行うスピンドルドライバー等、一式セットで使用します。
道路の真ん中にある黄色の帯で囲まれたマンホールが路上消火栓です。フタを開ければ、太い水道管に水栓がつけてあります。ここにスタンドパイプを接続して放水するんです!
基本的な操作手順
火災が発生した際の基本的な操作手順をご紹介します。ただし、実際の操作には必ず事前の訓練が必要ですので、お住まいの地域で開催される防災訓練にぜひ参加してくださいね。
まず消火栓のフタを開けます。これには細心の注意が必要です。次にスピンドルドライバーを使って消火栓を開き、スタンドパイプを接続します。そして筒先を接続して放水開始という流れになります。
放水時には毎分100リットルという大量の水が勢いよく出てくるため、しっかりとした体勢で構える必要があります。一人では難しいので、複数人で協力して操作することが大切です♪
スタンドパイプの貸し出しサービス
世田谷区では、町会・自治会や各種団体が防災訓練を実施する際に、スタンドパイプセットの貸し出しを行っています。貸し出し期間は最長で5日間で、転貸はできません。
申し込みは消防署、または総合支所地域振興・防災担当のどちらかに行います。スタンドパイプの訓練・指導は消防署が行うため、貸し出しの際は消防署または世田谷総合支所地域振興・防災担当との事前相談が必要です。
貸し出し申し込み先
消火栓を使用する場合、東京都水道局への連絡が必要となりますが、東京都水道局への連絡は消防署が行いますので、訓練を実施する2週間前までに事前にご相談ください。
世田谷消防署(東京都世田谷区三軒茶屋2丁目33番21号、電話:03-3412-0119)または世田谷総合支所地域振興・防災(東京都世田谷区世田谷4丁目21番27号 第3庁舎1階、電話:03-5432-2831)にお問い合わせください。
地域の取り組み事例
世田谷区内の各町会では、独自にスタンドパイプを購入・設置し、定期的な訓練を実施している事例もあります。例えば船橋会では、消防自動車が入れない狭小道路での防災対策として、スタンドパイプを購入し、27年度に9機を町内へ設置しました。
船橋まちづくりセンターの区所有分と千歳船橋駅前広場の商店街振興組合所有分を合わせると、町内には12機のスタンドパイプが設置されています。毎年2~3月には住民の皆さんと一緒に使用訓練を行っているそうです!
また、砧町町会では西山野公園にスタンドパイプ一式収納箱を設置し、定期的に実習会を開催しています。参加者の皆さんが実際に体験できる貴重な機会となっているんです。
防災訓練への参加のススメ
スタンドパイプは確かに心強い防災設備ですが、いざという時に使えなければ意味がありません。そのためにも、お住まいの地域で開催される防災訓練にはぜひ積極的に参加していただきたいと思います!
訓練では消火栓の蓋の開け方から始まり、スピンドルドライバーの使い方、スタンドパイプのセットの仕方、筒先の接続まで、実際に体験することができます。百聞は一見に如かず、実際に触れてみることで理解が深まりますよ♪
また、訓練を通じて地域の皆さんとのつながりも深まります。災害時には地域の結束力が何より大切ですからね。思い立ったが吉日! 次回の防災訓練の案内が回覧板で回ってきたら、ぜひ参加してみてください。
まとめ
世田谷区のスタンドパイプについて詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? 皆さんのお住まいの近くにも必ずスタンドパイプが設置されているはずです。
災害はいつ起こるか分かりません。でも、こうした地域の防災設備について知識を持ち、実際に使えるようになっておけば、いざという時に自分や家族、そして地域の皆さんを守ることができます。
ボクも子どもたちと一緒に、近所の防災訓練に参加してみようと思います! 皆さんも一緒に、安心・安全な世田谷区を作っていきましょう♪
「備えあれば憂いなし」- 日本のことわざ
日頃の準備と心構えがあれば、どんな困難も乗り越えられる。皆さんも地域の防災活動に参加して、安心できる毎日を過ごしてくださいね!


















