こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。最近、皆さんの周りでアライグマやハクビシンを見かけることはありませんか?実は世田谷区内では、これらの野生動物による被害が年々増加しているんです。
ボクも先日、経堂駅周辺を歩いていたときに、なんと住宅街でハクビシンらしき動物を目撃してしまいました!環八の内側でこんな野生動物に遭遇するとは思ってもみませんでした。今回は、世田谷区でアライグマやハクビシンの被害にお困りの皆さんに向けて、対策方法や相談窓口について詳しくお伝えしていきますね。
世田谷区内で急増するアライグマ・ハクビシン被害の実態
世田谷区では現在、海外から持ち込まれて野生化したアライグマとハクビシンが区内すべての地域で目撃されており、その数も着実に増えてきています。これらの動物は可愛らしい見た目とは裏腹に、実は深刻な被害をもたらす存在なんです。
特にアライグマは「特定外来生物」に指定されており、人や生態系に大きな影響を及ぼす可能性があります。東京都内でのアライグマ捕獲数を見ると、2021年度には1000頭以上が捕獲されており、10年前と比較すると23区内での捕獲数が明らかに増加しているんです。
実際に砧3丁目の住民の方からは、庭先に現れたアライグマが大切に育てていた金魚を食べてしまったという被害報告も寄せられています。重い蓋をして対策を講じたものの、翌朝にはすべての金魚がいなくなってしまったそうです。
アライグマとハクビシンの特徴と行動パターン
アライグマの特徴
アライグマは中型犬ほどの大きさで、頭から尾の先まで70~90センチメートルほどの体長があります。最も特徴的なのは、尾に5~7本の縞模様があることと、目のまわりの黒いマスク模様です。また、眉間には黒いすじがあり、耳はとがって白いふちどりがあります。
雑食性で特に果実を好み、夜行性の動物です。複数のねぐらを持ち、樹上のうろや納屋、家屋の屋根裏などに棲みつく習性があります。木登りが得意で、柱に登ったり電線を伝い歩きしたりする器用さも持っています。
ハクビシンの特徴
ハクビシンは食肉目ジャコウネコ科に分類される動物で、東南アジアから中国南東部が原産です。体毛は灰褐色から黄褐色で、四肢の体毛は黒色、40~50センチメートルの長い尾があります。
最大の特徴は鼻筋にある白い線状の模様で、これがハクビシン特有の識別ポイントとなっています。黒色の顔面に、眼の下や耳の前に白い斑紋があり、肛門の近くには独特のにおいを発する臭腺が発達しています。
運動能力が高く平衡感覚に優れ、身体が非常に柔軟です。頭が小さく、8センチメートル四方の隙間があれば侵入できてしまうため、家屋への侵入被害が多発しています。
世田谷区の公的な対策事業について
世田谷区では、東京都の「東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画」に基づいて、「世田谷区有害鳥獣対策緊急事業」を実施しています。この事業では、被害にあった住宅等に専門業者を派遣し、棲みつかれた場所や侵入経路に捕獲器を設置してアライグマやハクビシンを捕獲しています。
要件に該当する場合は、区から委託を受けた事業者が捕獲器を設置してくれるため、まずは区役所に相談することをおすすめします。ただし、商業施設については対象外となっているため、その場合は東京都ペストコントロール協会などの専門機関に相談する必要があります。
相談窓口と連絡先
アライグマやハクビシンを見かけた場合の相談窓口は以下の通りです:
- 世田谷区環境政策部 環境保全課:03-6432-7137
- 砧まちづくりセンター:03-3482-1324
獣害駆除業者のチラシを見かけることもありますが、まずは行政機関に相談してから対応を検討することが大切です。区の要件に該当する場合は、委託を受けた業者を紹介してもらえます。
家庭でできる予防対策
アライグマやハクビシンの被害を防ぐためには、日頃からの予防対策が重要です。まず、家屋への侵入を避けるため、隙間を作らないようにしましょう。特にハクビシンは8センチメートル四方の隙間があれば侵入できてしまうため、屋根裏や床下の点検を定期的に行うことが大切です。
また、餌になりそうなものを屋外に置かないことも重要な対策の一つです。これらの動物はペットの餌、金魚や鯉、果樹などを好んで食べるため、こうしたものは屋内に保管するか、しっかりとした容器に入れて管理しましょう。
水路や側溝を移動し、電柱や庭木、平らな壁を登って電線や屋根を伝い、小さなすき間から建物に侵入する習性があるため、建物周辺の環境整備も効果的です。
遭遇した場合の注意点
もしアライグマやハクビシンに遭遇してしまった場合は、絶対に近づいたり触ったりしてはいけません。野生動物のため寄生虫がいたり、何らかの病気を持っている可能性があります。また、どう猛な一面を持つこともあるため、安全な距離を保つことが重要です。
鳥獣保護法により、許可なく捕まえることは法律で禁止されています。自分で捕獲しようとせず、必ず専門機関に相談するようにしましょう。飼育や持ち運び、販売なども禁止されているため、注意が必要です。
専門家が警鐘を鳴らす繁殖力の脅威
北海道大学の専門家によると、アライグマの繁殖力は非常に高く、放置していると12年で100倍以上にまで増えてしまう可能性があるそうです。もともと23区内にいたアライグマが繁殖し、目立つようになってきたことが現在の状況の要因だと指摘されています。
東京であっても、これらの動物が侵入していくのは何も不思議なことではなく、おそらくこれからさらに数は増えていくと予想されています。早期の対策が重要な理由がここにあります。
まとめ
世田谷区でアライグマやハクビシンの被害にお困りの皆さん、一人で悩まずにまずは区役所に相談してみてください。適切な対策を講じることで、被害を最小限に抑えることができます。
ボクたち住民一人ひとりが予防意識を持ち、地域全体で協力していくことが大切ですね。思い立ったが吉日!今日からでも家の周りをチェックして、対策を始めてみませんか?
「困難は分割せよ」- ルネ・デカルト
大きな問題も、一つずつ対策を積み重ねていけば必ず解決できます。皆さんも一歩ずつ、着実に対策を進めていきましょう!


















