こんにちは、『ローカログ』周南エリア担当・ライターのさとねです。今日は周南市にある山口県立徳山高等学校についてお話ししたいと思います。お子さんの高校選びで悩んでいる方、地元の進学校について知りたい方に向けて、わたしなりに調べた情報をやさしくお伝えしますね。
周南市に暮らしていると、「徳高(とくこう)」という愛称で親しまれているこの学校の名前を耳にする機会も多いのではないでしょうか。140年以上の歴史を持ち、地域の教育を支えてきた伝統校です。
山口県立徳山高等学校の偏差値について
まず気になるのは偏差値ですよね。山口県立徳山高等学校には普通科と理数科があり、それぞれ異なる偏差値となっています。
理数科の偏差値は71で、山口県内では堂々の1位を誇ります。普通科も偏差値65と高い水準を保っており、県内でもトップクラスの進学校として知られています。
理数科の偏差値71というと、全国の受験生の中でも上位約1.8%に入る難易度です。普通科の偏差値65でも上位約6.7%ですから、どちらを目指すにしてもしっかりとした準備が必要になってきますね。
お子さんが「徳高を目指したい」と言ったとき、親としてはうれしい反面、少し身が引き締まる思いになるかもしれません。でも、目標を持って頑張るお子さんの姿は、きっと頼もしく見えることでしょう。
入試の倍率はどのくらい?
偏差値と並んで気になるのが入試倍率ですよね。倍率が高いと競争が激しくなりますが、山口県立徳山高等学校の最近の傾向をお伝えします。
理数科の一般入試倍率は、ここ数年で1.5倍から2.2倍程度で推移しています。2024年度は1.59倍、2023年度は1.63倍でした。推薦入試になるとさらに倍率が上がり、2024年度は3.13倍という高い数字になっています。
一方、普通科の一般入試倍率は1.0倍前後で、2024年度は1.07倍でした。理数科に比べると競争は穏やかですが、偏差値の高さを考えると油断は禁物ですね。
理数科を第一志望にしている場合、仮に不合格でも普通科に引っかかることができる仕組みがあります。これは徳山高校ならではの特徴で、挑戦しやすい環境が整っているといえるでしょう。
注目の進学実績をご紹介
山口県立徳山高等学校の魅力といえば、やはり進学実績の素晴らしさです。毎年多くの生徒が国公立大学や難関私立大学に合格しており、県下でも有数の実績を誇っています。
2024年度の実績を見ると、東京大学に1名、旧帝大(北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学など)と一橋大学・東京工業大学を合わせて32名が合格しています。国立大学全体では144名という立派な数字です。
医学部にも14名が合格しており、将来お医者さんを目指すお子さんにとっても心強い環境といえますね。
主な国公立大学の合格実績
地元の山口大学には毎年多くの合格者を出しており、2024年度は37名が合格しました。広島大学には16名、九州大学には13名、岡山大学には22名と、中国・九州地方の有名国立大学への進学者も多いのが特徴です。
大阪大学にも11名が合格しており、関西圏の難関大学を目指す生徒さんも少なくありません。地元に残る選択肢も、県外に羽ばたく選択肢も、どちらも開かれているのは心強いですよね。
私立大学の合格実績
私立大学への進学実績も充実しています。関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)には合計124名が合格。特に立命館大学は51名、同志社大学は19名と、関西の名門私大への進学者が目立ちます。
早慶上理ICU(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・国際基督教大学)には24名、GMARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学・学習院大学)には20名が合格しています。
近畿大学には45名、福岡大学には41名と、中堅私大への合格者も多く、幅広い進路選択が可能な学校といえるでしょう。
SSH指定校としての先進的な教育
山口県立徳山高等学校は、文部科学省が指定する「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」に認定されています。これは将来、国際社会で活躍できる科学技術系人材を育成するための特別なプログラムを実施している学校に与えられる称号です。
全国に200校ほどしかないSSH指定校の一つとして、先進的な理数系教育に取り組んでいます。単に知識を詰め込むのではなく、生徒自身が主体的に課題研究に取り組む姿勢を大切にしているのが特徴です。
層を広げるプロジェクト
1年次には生徒全員がクラスを超えてグループを作り、それぞれ設定したテーマに基づいて課題研究を行います。直近では55チームが活動し、3月のSSH課題研究発表会でポスター発表を実施。大学の先生も交えて評価が行われます。
評価の高いチームは2年次の「シンガポール・マレーシア海外研修」に派遣されるという、わくわくするような仕組みも用意されていますよ。
トップを伸ばすプロジェクト
海外研修では、シンガポールで開催される国際大会で英語による研究発表を行い、世界の研究者と交流する機会があります。マレーシアの大学や高校を訪問し、フィールドワークなどを通じて現地でしか得られない貴重な体験ができるのです。
さらにユニークなのが「校内科研費」という制度。本気で科学研究をしたい生徒に対して研究資金を援助する仕組みで、校長先生の前でプレゼンテーションを行い、評価に応じて金額が決まります。実験機材の購入や、東京・大阪などへの発表旅費にも使えるそうです。
学科の特色と学びの環境
山口県立徳山高等学校には普通科と理数科の2つの学科があります。それぞれどのような特色があるのか、詳しく見ていきましょう。
普通科の特徴
普通科は1学年240名で、2年次から文科系コースと理科系コースに分かれます。興味や関心、進路希望に応じた学習ができる柔軟なカリキュラムが魅力です。文系・理系どちらに進むか迷っている生徒さんも、1年間じっくり考える時間があるのは安心ですね。
理数科の特徴
理数科は1学年40名と少人数で、普通科の理科系コースよりも数学や理科の授業時間が多く設定されています。自然科学や科学技術に強い関心を持つ生徒を対象としたカリキュラムで、より専門的な学びが可能です。
数学や英語などの教科では少人数授業も実施されており、きめ細かな指導を受けられる環境が整っています。
2学期制を採用
徳山高校では2学期制を採用しています。授業時間を十分に確保しながら、効率的な学習スケジュールが組まれています。また、1年次の理数科では夏季セミナー合宿、2年次には大学研究室訪問、3年次には課題研究と、学年ごとに特色ある活動が用意されています。
部活動と学校行事の充実
勉強だけでなく、部活動や学校行事も高校生活の大切な思い出になりますよね。山口県立徳山高等学校では文武両道を大切にしており、多くの生徒が部活動に参加しています。
30種類の部活動
運動系14種類、文化系16種類、合計30種類の部活動があります。弓道や陸上、ソフトボール、将棋など、さまざまな部活動で全国大会に出場する実績を残しています。
特に吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクール県大会で金賞を受賞。ソフトテニス部女子や柔道部、ソフトボール部男子がインターハイに出場するなど、輝かしい成績を収めています。勉強も部活も全力で頑張りたいというお子さんにぴったりの環境ですね。
盛り上がる学校行事
学校行事も充実しています。7月と3月にはクラスマッチ、9月には運動会と2日間にわたる徳高祭(文化祭)、2月にはマラソン大会が開催されます。
特に徳高祭は2日間かけて行われる一大イベントで、全校生徒が一丸となって盛り上がります。「今まで話したことのない生徒とも徳高祭をきっかけに友達になった」という声もあるほど、素敵な出会いの場にもなっているようです✨
在校生・卒業生の声から見える徳高の魅力
実際に徳山高校に通っている生徒さんや卒業生の声を聞くと、学校の雰囲気がよく伝わってきます。
進路指導への信頼
「ベテランの先生たちが進路の相談に親身になって乗ってくれる」という声が多く聞かれます。ほぼ全員が大学進学を目指す環境の中で、それぞれの希望に合わせた丁寧なサポートが受けられるのは心強いですよね。
半数以上の生徒が国公立大学に合格しているという実績からも、学校全体で進学に向けた手厚い支援が行われていることがうかがえます。
穏やかな校風
校則については「全く厳しくない」という声が多く、自由な雰囲気の中で学校生活を送れるようです。自主性を尊重しながらも、しっかりと学業に集中できる環境が整っているのでしょう。
「本気で勉強したい人、本気で青春をしたい人におすすめ」という在校生の言葉が印象的です。勉強も行事も部活も、すべてに全力で取り組める3年間が待っています。
アクセスと基本情報
最後に、山口県立徳山高等学校へのアクセスと基本情報をまとめておきますね。
| 学校名 | 山口県立徳山高等学校 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県周南市鐘楼町2-50 |
| 最寄り駅 | JR山陽本線 徳山駅(徒歩約15分) |
| 電話番号 | 0834-21-0099 |
| 設立 | 1880年 |
| 課程 | 全日制/定時制 |
| 学科 | 普通科・理数科 |
徳山駅からは徒歩15分、自転車なら8分程度です。バスを利用する場合は、防長バス「金剛山循環」行に乗り「徳高前」で下車すると学校の目の前に着きます。周辺にはコンビニやスーパー、飲食店も多く、通学環境としても恵まれています。
まとめに代えて
山口県立徳山高等学校は、140年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、SSHとしての先進的な教育にも取り組む、とても魅力的な学校です。県内トップクラスの偏差値と進学実績を誇りながらも、部活動や学校行事も活発で、充実した高校生活を送ることができます。
お子さんの進路選びは、親御さんにとっても大きな決断ですよね。でも、目標に向かって頑張るお子さんの姿は、きっとご家族にとってもかけがえのない宝物になるはずです。
周南市で暮らすわたしも、地域にこのような素晴らしい学校があることを誇りに思います。みなさんのお子さんが、自分らしい進路を見つけられますように☺
「夢を見ることができれば、それは実現できる。」――ウォルト・ディズニー
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。大きな夢に向かって一歩を踏み出そうとしているお子さんと、それを見守るご家族のみなさんを、心から応援しています。信念を持って進んでいけば、きっと素敵な未来が待っていますよ。


















