こんにちは、『ローカログ』三重県担当ライターのとわです。みなさん、名張市にはどんなお祭りがあるかご存じですか? 自然豊かで歴史ある名張市には、一年を通してさまざまな伝統行事やお祭りが開催されています。今回は名張市のお祭り一覧として、春夏秋冬それぞれの季節を彩るイベントをたっぷりご紹介しますね♪
冬から春へ|新年を祝う名張の伝統行事
名張市のお祭りは、新年早々から始まります。1月9日に滝之原八幡神社で行われる「若子まつり」は、その年に生まれた子どもの健やかな成長を願う行事です。弓を引いてわざと的を外すというユニークな風習があり、地元の方々に大切に守られてきました。
1月15日には鵜山の福竜寺で「おこない」が行われます。クロモジの木に餅を花のように飾った「なりばな」をお供えし、豊作と無病息災を祈るあたたかな行事です。また、1月中旬には八幡の正八幡宮で「弓取り」も開催されます。
2月の「八日戎」は名張に春を告げる風物詩
2月7日・8日に鍛冶町の蛭子神社で開催される「八日戎」は、地元では「えべっさん」の愛称で親しまれています。縁起物の福笹「吉兆(けっきょ)」が授与され、商売繁盛を願う人々で賑わいます。海の幸との物々交換の名残で、はまぐりを売る露店が並ぶのも特徴的ですね。
名張に春を呼ぶ風物詩として、毎年多くの人が訪れる人気のお祭りです。屋台も立ち並び、ほっこりした雰囲気が楽しめますよ。
東大寺へつなぐ「松明調進行事」
2月から3月にかけて行われる「奈良二月堂松明調進行事」は、名張市赤目町一ノ井の極楽寺を起点とする伝統行事です。奈良・東大寺二月堂のお水取りに使う松明を切り出し、一部を徒歩で東大寺まで届けるという、古くから続く厳かな行事となっています。
2月11日に松明の切り出しが行われ、3月10日に法要、3月12日に調進が実施されます。奈良と名張をつなぐこの行事は、歴史好きの方にぜひ知っていただきたい貴重な伝統文化です。
春爛漫|桜を楽しむ名張のイベント
春になると、名張市では桜の季節が到来します。3月下旬から4月上旬にかけて、夏見の名張中央公園で「名張桜まつり」が開催されます。園内の桜並木が夜桜見物のために歩行者天国となり、約300本の桜がつくるピンクのトンネルは圧巻の美しさです◎
満開の土曜日には多彩なイベントも行われ、家族連れやカップルで賑わいます。お花見しながらのんびり過ごす時間は、まさに春ならではの贅沢ですよね。
夏本番!名張の夜空を彩る花火大会
名張市の夏といえば、やはり「名張川納涼花火大会」は外せません。昭和6年に始まり、2025年には第83回を迎える歴史と伝統ある花火大会です。毎年7月下旬に名張川新町河畔で開催され、約4,000発の花火が夏の夜空を彩ります。
同日に新町の愛宕神社で行われる「愛宕の火祭り」の松明の川渡りを合図に花火が打ち上がる演出は、名張ならではの風情を感じられます。「名張で一番人が集まるとき」と言われるほどの盛り上がりで、地元の方も観光客も一緒になって楽しめるお祭りです。
地域で愛される夏祭りも
7月には東町の両社八幡宮で「両社八幡宮夏祭り」も開催されます。夕方から縁日が始まり、夜には花火も打ち上がります。地域密着型のアットホームな雰囲気が魅力で、地元の子どもたちも楽しみにしているお祭りです。
また、夏休み期間中は赤目四十八滝や香落渓、青蓮寺湖などでも納涼イベントが開催されます。涼を求めて自然の中で過ごす時間も、名張の夏の楽しみ方のひとつですね。
秋の名張を熱くする!名張秋まつり
名張市のお祭りの中でも、特に盛り上がるのが10月最終の土日に開催される「名張秋まつり」です。平尾の宇流冨志禰(うるふしね)神社で行われる秋季例大祭で、380年以上の歴史を誇る伝統行事となっています。
1636年、伊賀を治めた藤堂高虎から名張統治の命を受けた藤堂高吉公がこの祭りを始めたと伝えられています。その年に生まれた子ども「年頭子(ねんどこ)」を宝のように祝ったことが始まりだそうです。
宵宮の松明行列と獅子舞は必見
土曜日の宵宮では、夜になると裃(かみしも)姿の住民たちが松明を先頭に行列を組み、旧市街地を練り歩きます。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような幻想的な光景は、一度見たら忘れられない美しさです。獅子舞の奉納も行われ、厳かな雰囲気に包まれます。
日曜日の本祭りでは、各町が持つ神輿やだんじり、1トンを超える太鼓台(ふとん台)が旧町内を巡行します。13時頃にはイオン前駐車場に全町の出し物が集結し、お祭りは最高潮を迎えます。
七福神の舞で笑顔があふれる
名張秋まつりでは、獅子舞に加えて七福神の舞も披露されます。天狗・おかめ・ひょっとこの舞なども奉納され、会場は笑顔に包まれます。親子で日本の伝統芸能を楽しめる貴重な機会ですね。
10月は「隠(なばり)街道市」も開催
10月上旬には「隠(なばり)街道市」も開催されます。地元の特産品やグルメが楽しめるイベントで、秋の名張を満喫できます。秋は紅葉イベントも赤目四十八滝や香落渓で行われるので、お祭りと合わせて訪れるのもおすすめです。
晩秋から冬へ|能楽の里・名張の文化行事
11月第1日曜日には、上小波田の観阿弥ふるさと公園で「観阿弥まつり」が開催されます。能楽を大成した観阿弥を偲び、献句や仕舞、地元の子どもたちによる狂言が奉納されます。名張市は能楽発祥の地としても知られており、文化的な魅力もたっぷりです。
また、11月上旬には「とれたてなばり&消防フェスタ」も開催されます。地元の新鮮な農産物が並び、家族で楽しめるイベントとして人気があります。
名張市のお祭り年間カレンダー
| 時期 | お祭り・イベント名 | 開催場所 |
|---|---|---|
| 1月9日 | 若子まつり | 滝之原八幡神社 |
| 1月15日 | おこない | 鵜山・福竜寺 |
| 2月7日・8日 | 八日戎 | 鍛冶町・蛭子神社 |
| 2月〜3月 | 松明調進行事 | 赤目町一ノ井・極楽寺 |
| 3月下旬〜4月上旬 | 名張桜まつり | 夏見・名張中央公園 |
| 7月下旬 | 愛宕の火祭り・名張川納涼花火大会 | 新町・愛宕神社、名張川河畔 |
| 10月上旬 | 隠(なばり)街道市 | 市内各所 |
| 10月最終土日 | 名張秋まつり | 平尾・宇流冨志禰神社 |
| 11月第1日曜日 | 観阿弥まつり | 上小波田・観阿弥ふるさと公園 |
名張市のお祭りで四季の魅力を感じよう
名張市のお祭り一覧をご紹介しましたが、いかがでしたか? 春の桜まつりから夏の花火大会、秋の名張秋まつり、そして冬の伝統行事まで、一年を通して地域の魅力が詰まったイベントが盛りだくさんです。
歴史ある伝統行事を大切にしながら、地元の方々の手で受け継がれてきた名張のお祭り。ぜひ一度足を運んで、その熱気と温かさを肌で感じてみてくださいね。きっと名張の街がもっと好きになるはずです♪
「変化を恐れるな。変化しないことを恐れよ。」― 松下幸之助
新しい場所やお祭りとの出会いは、わたしたちの日常にちょっとした彩りを添えてくれます。名張市のお祭りをきっかけに、みなさんの毎日がほんの少し楽しくなりますように。『ローカログ』三重県担当ライターのとわでした!


















