こんにちは、『ローカログ』岐阜県担当ライターのよしきです♪ 今回は下呂市で一年を通して開催されるお祭りやイベントを詳しくご紹介していきます。温泉のまちとして有名な下呂市ですが、実は伝統的な例祭から迫力満点の花火大会まで、魅力的なお祭りがたくさんあるんです!
春を告げる下呂市の伝統祭り
2月の下呂市では、飛騨路に春の訪れを告げる田の神祭り(花笠まつり)が2月13日・14日に開催されます。森水無八幡神社の例祭として行われるこの祭りは、国指定無形民俗文化財にも指定されている貴重な伝統行事なんですよ。色鮮やかな花笠をかぶった「踊り子」と呼ばれる若者たちが舞を披露する姿は圧巻で、稲の豊作を予祝する中世以来の田楽芸能の流れを汲んでいるといわれています。2月7日の「神主頼みの儀」から始まり、14日の「本楽祭」まで厳かに執り行われる様子は、まさに下呂の歴史と文化を感じられる瞬間です♪
3月下旬から4月上旬にかけては、下原八幡神社例祭が開催されます。美濃和紙で作られた色鮮やかな花笠を被った子どもたちによる花笠おどりは、市の無形文化財に指定されている大切な伝統芸能です。勇壮なみこしのお練りと合わせて、春の訪れを祝う華やかな雰囲気に包まれますよ!
4月の例祭ラッシュ
4月に入ると下呂市内各地で例祭が続々と開催されます。4月上旬の第1日曜日には宮田まつりが今井八幡宮で行われ、飛騨独自の神事「闘鶏楽」が奉納されます。鳥毛のついた花笠をかぶり、色模様の着物姿で拝殿いっぱいに円を描きながら舞う姿は華やかで壮観です。中に「おんどり」を意味する太鼓打ち、外周には「めんどり」の鐘打ちが立ち、古風な歌をうたいながら舞う伝統は遠方からも参拝客が訪れるほどの人気ぶりなんですよ!
同じく4月上旬には地蔵寺で地蔵まつりが開催されます。内臓の病を治す仏様、子どもを守る仏様として古くから信仰を集めているご本尊は、岐阜県重要文化財に指定されている「木造延命地蔵菩薩半跏像」で、腹の中に純金の杖を持った五寸大の地蔵様を納めているという珍しいもの。参拝の際には胎内湯(健康茶)を飲むことができ、地蔵まつりでは胎内仏のご開帳もあります。
4月中旬(4月15日に近い土日)には、江戸時代から続く金山最大の春の祭典「金山まつり」が柯柄八幡神社で開催されます。美濃和紙で作られた花みこしは美しく迫力満点! 初日の試楽祭、二日目の本楽祭と2日間にわたって盛大に執り行われますよ。
新緑の季節の滝開きイベント
4月中旬には巌立峡で「飛騨小坂滝開き」が行われます。小坂の滝めぐりへのスタート地点での安全祈願祭として、セレモニーや餅つき、樽酒のふるまい、太鼓や獅子舞の伝統芸能が披露されます。5月上旬には横谷峡の「四つの滝」(白滝・二見滝・紅葉滝・鶏鳴滝)の滝開き神事が、6月中旬には岐阜県の名水50選に選ばれている乗政大滝の滝開きが行われ、観光シーズンの幕開けを告げてくれるんです♪
夏の下呂市は祭りと花火で大賑わい
下呂市の夏といえば、なんといっても8月1日から4日まで開催される「下呂温泉まつり」が最大の見どころです? 下呂温泉の夏最大のイベントとして、地元住民も観光客も一体となって楽しめる4日間なんですよ。
下呂温泉まつりの見どころ
- 初日(8月1日):子どもみこし、吹奏楽演奏会、そして勇壮な5頭の龍が光と炎の中を乱舞する「龍神火まつり」が繰り広げられます。龍神火まつりでは、地元男衆に担がれた椀みこしと龍が花火や炎の演出の中を乱舞する姿が圧巻です♪
- 2日目(8月2日):にぎやかな「湯の華みこしパレード」が温泉街を彩ります。岐阜県警察音楽隊による演奏会も開催されますよ!
- 3日目(8月3日):音楽とシンクロして打ち上がる「下呂温泉花火ミュージカル夏公演」が最大の目玉。1万発もの花火が夜空を彩る様子は息をのむ美しさです。さらに温泉感謝祭、民踊流し・下呂おどりも開催され、浴衣姿の踊り手が温泉街を流し歩きます!
- 4日目(8月4日):歌塚供養祭、サマーフェスティバルin下呂温泉特別公演でフィナーレを迎えます。
7月19日から8月16日の毎週土曜日には、サマーフェスティバルin下呂温泉として、阿多野谷沿いで「いでゆ夜市」が開催されます。地元特産品や陶器、木製品などの屋台が立ち並び、浴衣でぶらりと散策するのにぴったりですよ。
各地域で開催される夏まつり
8月9日には萩原町で「ふるさと萩原夏まつり」が開催されます。子どもみこしや青年みこし、連れみこしの練り歩き、ステージショー、大盆踊りなど多彩なイベントが夏の夜を彩る伝統あるお祭りです。七夕装飾コンクールが街を飾り、勝ち抜き綱引きで2日間盛り上がります!
8月13日の「飛騨金山夏まつり」では、最大の見どころである「飛騨金山花火大会」が開催されます。観覧場所と打ち上げ場所が近く、橋のすぐそばから打ち上げられる花火は目の前で大輪の花を咲かせるように夜空を彩るんです。間近で華麗かつ迫力ある花火演出が楽しめるのが魅力ですよ♪
8月14日には小坂町で「飛騨小坂力持小太郎火まつり」が行われます。大火に遭い川を遡った仁王像を一人で引き上げ供養した小太郎が怪力を授かったという「仁王像と力持ち小太郎」の伝説を再現したお祭りで、8人が扮する「八神将」が乗る赤仁王、青仁王の2台の巨大なやぐら(1台につき50〜60人で担ぐ!)が威勢の良い巌立太鼓とちょうちん行列に続いて市街地を勇壮に練り歩きます。道中で行われる「縁起力布投げ」や「縁起力餅投げ」では、学力向上や金運アップ、家内安全などの意味が込められた力布を拾うといいことがあるといわれているんですよ?
9月13日には「馬瀬川大花火」が開催されます。飛騨地域で開催される花火大会で唯一の尺玉があがる贅沢な花火大会で、澄みきった馬瀬の夜空に打ち上げられる炎の大輪や山々に響きわたる轟音など、馬瀬でしか味わうことのできない大迫力の花火を楽しめますよ!
秋から冬にかけての下呂市の祭り
10月8日には温泉神社で例祭が行われます。豊かな温泉の恵みに感謝の気持ちをささげる例祭で、観光関係者らがかみしも姿で「参進行列」を行い温泉街を練り歩く光景は風情たっぷりです。例祭の終わりには「せんごまき」(紅白だんごやお菓子をまくこと)があり、なんと1万円分の下呂温泉宿泊補助利用券が60組も入っているんです♪ これは見逃せませんね!
1月1日には「巌立詣」が行われます。5万4千年前の御嶽山の大噴火により形成された溶岩の大岸壁「巌立峡」は古来より霊峰として崇められてきた場所で、年の初めに大自然のパワーを感じて運気を上げられるスポット。普段はめったに見ることのない冬の巌立峡は神秘的な美しさに包まれています。
1月10日には「十日ゑびす大祭」が出雲大社飛騨教会で開催されます。商売繁盛や縁結びの神様として知られる出雲大社のご分霊をお祀りする飛騨で唯一の神社での年に1度のお祭りです。1月中旬には湯屋温泉で「冨士神社寒粥まつり」も開催され、飲泉できる湯屋温泉のお湯で作られた「鉱泉粥」を食べると1年間病気にならないという言い伝えがあります!
みなさんも下呂市のお祭りに参加してみませんか
このように下呂市では一年を通してさまざまなお祭りやイベントが開催されています。国指定無形民俗文化財の田の神祭りのような伝統的な例祭から、1万発の花火が夜空を彩る下呂温泉花火ミュージカルまで、それぞれの季節ならではの魅力があるんですよ。温泉に浸かってゆっくりするだけでなく、地域の伝統文化に触れたり、地元の人たちと一緒にお祭りを楽しんだりすることで、下呂市の魅力をもっと深く感じられるはずです♪
わたし自身、山歩きが趣味なので滝開きのイベントには特に興味があります。春の新緑や秋の紅葉の時期に、滝めぐりとお祭りを組み合わせた旅もいいですよね? みなさんもぜひ下呂市を訪れる際は、お祭りの日程もチェックしてみてください。地域の温かさと伝統文化が、きっと素敵な思い出を作ってくれますよ!
考える前にまず試す
行動することで、人生は開ける
それでは、下呂市のお祭りでまた会いましょう。『ローカログ』岐阜県担当ライターのよしきでした♪


















