こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は皆さんが気になっている世田谷区の基金残高について、詳しくお話ししたいと思います。区の財政状況って、ボクたち住民にとってとても大切な情報ですよね。
世田谷区の基金残高は、令和5年度末時点で1,470億3,700万円となっています。これは前年度から約62億円減少した数字なんです。でも、この減少には理由があるんですよ。
令和5年度の基金運用状況
令和5年度は、気候危機対策基金やスポーツ推進基金など、合計で13億7,200万円を新たに積み立てました。一方で、本庁舎等整備のために庁舎等建設等基金から71億8,600万円を繰り入れるなど、合計で75億6,200万円を取り崩したんです。
この大きな取り崩しの主な理由は、区役所の建て替え工事なんですね。皆さんも工事現場を見かけたことがあるかもしれませんが、あの大規模な整備事業のために基金を活用しているというわけです。
主要基金の内訳と特徴
世田谷区の基金は、目的別にいくつかの種類に分かれています。財政調整基金が419億1,200万円と最も大きな割合を占めており、これは景気変動などに対応するための重要な財源となっています。
次に大きいのが特定目的積立基金で986億3,400万円です。この中には義務教育施設整備基金が317億3,200万円、庁舎等建設等基金が301億1,100万円などが含まれています。学校の建て替えや区役所の整備など、具体的な目的のために積み立てられているお金なんですね。
基金残高の推移を振り返る
令和4年度末には過去最高の1,532億2,700万円まで達していた基金残高ですが、令和5年度は大型事業の実施により減少に転じました。しかし、これは計画的な支出であり、区の財政運営に問題があるわけではありません。
過去を振り返ると、平成21年度以降は景気低迷の影響で基金の取り崩しが続いていた時期もありましたが、近年は歳入環境の改善により11年連続で積立額が取崩額を上回る状況が続いていました。
特別区債との関係性
世田谷区の財政を理解するうえで、基金と併せて特別区債の状況も重要です。令和5年度の特別区債残高は481億3,200万円まで減少しており、平成10年度のピーク時(1,468億7,200万円)から大幅に改善しています。
令和5年度は本庁舎等整備や公園用地買収事業、小・中学校改築事業などで33億3,000万円の新規発行を行いましたが、着実な償還により残高は減少傾向を維持しています。現在、基金残高が特別区債残高を大きく上回っている状況なんです。
今後の財政見通し
中期財政見通しによると、令和6年度の基金残高は1,315億円程度まで減少する見込みです。これは引き続き大型事業の実施が予定されているためですが、その後は徐々に回復していく計画となっています。
ただし、ふるさと納税制度による税収減や物価高騰の影響など、不透明な要素も多く存在します。区としては、これらのリスクを踏まえながら適切な財政運営を行っていく必要があるでしょう。
住民生活への影響
基金残高の変動は、ボクたち住民の生活にも直接関わってきます。災害対策基金26億200万円は、首都直下地震などの大規模災害に備えた重要な財源です。また、子ども基金1億6,400万円やスポーツ推進基金51億2,300万円など、住民サービスの向上に直結する基金も充実しています。
気候危機対策基金7億3,600万円は、環境問題への取り組みを支える新しい基金として注目されています。カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが加速する中、この基金の活用が期待されますね。
他の特別区との比較
東京23区全体で見ると、令和5年度の基金残高は2兆6,125億円となっており、世田谷区はその約5.6%を占めています。人口規模や財政規模を考慮すると、適正な水準を維持していると言えるでしょう。
特別区は地方交付税の交付対象外のため、景気変動に対しては基金の活用により自ら財源調整を行う必要があります。そのため、一定の基金残高を維持することは財政の安定性にとって不可欠なんです。
今後の課題と展望
世田谷区が抱える今後の大きな課題として、公共施設の老朽化対応があります。学校や区民施設の改築・改修には膨大な費用が必要で、計画的な基金の活用が求められています。
また、少子高齢化の進展により、社会保障費の増加も予想されます。限られた財源を効率的に活用し、住民サービスの質を維持・向上させていくことが重要な課題となっているんです。
透明性の確保
区では毎年度、決算概要や主要施策の成果を公表し、基金の運用状況について住民への説明責任を果たしています。ボクたち住民も、これらの情報をしっかりとチェックし、区政に関心を持ち続けることが大切ですね。
基金の適正な運用は、将来世代への責任でもあります。今ある財源を有効活用しながら、持続可能な財政運営を実現していくことが求められているのです。
世田谷区の基金残高について詳しく見てきましたが、いかがでしたか?数字だけ見ると難しく感じるかもしれませんが、これらはすべてボクたちの暮らしに直結する大切な情報なんです。区の財政状況を理解することで、より良い地域づくりに参加していけるのではないでしょうか。
「明日は明日の風が吹く」- マーガレット・ミッチェル
困難な状況でも、きっと明るい未来が待っています。世田谷区の財政も、計画的な運営により安定した発展を続けていくことでしょう。皆さんも前向きに、地域の未来を一緒に考えていきましょう!

















