こんにちは、『ローカログ』山形県担当ライターのりょうすいです。山形市に住んでいると、県内各地のお祭りにふらっと足を運びたくなることがありますよね。今回は尾花沢市のお祭り一覧をテーマに、春夏秋冬それぞれの季節を盛り上げるイベントをたっぷりお届けします。花笠踊り発祥の地として知られるこの町には、じんわり心があたたまる伝統行事から、家族で楽しめるユニークな催しまで、思わず足を運びたくなるお祭りがそろっていますよ◎
尾花沢市を代表する「四大まつり」とは?
尾花沢市には春・夏・秋・冬の四季それぞれに大きなお祭りが開催される「四大まつり」があります。どの季節に訪れても、その時期ならではの魅力を体感できるのがうれしいところ。徳良湖畔を舞台にしたイベントや、市街地がにぎわう踊りのパレードなど、バリエーションも豊富です。地域の人たちが大切に守り続けてきた行事ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
【春】徳良湖まつり
ゴールデンウィーク期間中の5月3日から5日にかけて、花笠踊り発祥の地である徳良湖畔で開催される春のイベントです。湖面に映る満開の桜を眺めながら、本場の花笠踊りを楽しめます。全国花笠マラソン大会や親子丸太切り大会など、参加型の催しも盛りだくさんで、昨年は約6万人が訪れたそうです。
近年はヨット体験やグランドゴルフ体験、キッチンカーやマルシェも出店しており、家族連れにもぴったりの内容になっています。新緑のさわやかな空気を感じながら、のんびり過ごすのもいいですよね。
| 開催日 | 5月3日〜5日 |
|---|---|
| 会場 | 徳良湖畔(レストラン徳良湖前駐車場 特設会場) |
| 問い合わせ | 尾花沢市観光物産協会 TEL:0237-23-4567 |
【夏】おばなざわ花笠まつり
県内の夏祭りのフィナーレを飾るのが、毎年8月27日・28日に行われる「おばなざわ花笠まつり」です。初日は神輿や囃子屋台が街中を練り歩く伝統行列、2日目には約2,500人以上の踊り手による花笠踊り大パレードが開催されます。「ヤッショ、マカショ!」の掛け声とともに、発祥地ならではの豪快で華麗な笠回しを堪能できますよ。
山形市で開催される「山形花笠まつり」とはひと味違い、よりダイナミックで勇壮な踊りが特徴。かつて江戸時代には「東北三大名物」のひとつに数えられたこともあるほど、歴史と風格のあるお祭りです。桟敷席も用意されているので、ゆっくり座って観覧したい方にもおすすめ◎
| 開催日 | 8月27日・28日 |
|---|---|
| 会場 | 尾花沢市中央駐車場周辺 |
| 問い合わせ | 尾花沢市観光物産協会 TEL:0237-23-4567 |
【秋】尾花沢もっとまるだし未来まつり
秋には尾花沢市の「いいもの」と「魅力」をまるごと集めた「尾花沢もっとまるだし未来まつり」が10月中旬に開催されます。地元の商工業や特産品の紹介、収穫されたばかりの秋の味覚が勢ぞろい。子どもたちに大人気の働く自動車コーナーや職業体験もあり、家族みんなで楽しめる内容になっています。
会場は文化体育施設「サルナート」。毎年大好評の「雪降り和牛尾花沢」の無料ふるまいも見逃せません!地域の魅力を再発見できる、まさに「まるだし」なお祭りです。
| 開催日 | 10月中旬(2025年は10月11日予定) |
|---|---|
| 会場 | 尾花沢市文化体育施設「サルナート」 |
| 問い合わせ | 尾花沢市商工会 TEL:0237-22-0128 |
【冬】尾花沢雪まつり〜徳良湖WINTER JAM〜
「雪をながむる尾花沢…」と花笠音頭に唄われる、まさに雪国ならではの冬の祭典が「尾花沢雪まつり」です。2025年で第49回を迎え、2月下旬に徳良湖畔特設会場で開催されました。雪灯籠の幻想的な風景に加えて、そり付きバイクやスノーモビルなどのアクティビティが大人から子どもまで大人気です。
尾花沢ならではのグルメや特産品も多数用意されており、冷えた体をほっとあたためてくれます。無料シャトルバスも運行されるので、アクセスも便利ですよ。
| 開催日 | 2月下旬(2025年は2月22日・23日) |
|---|---|
| 会場 | 徳良湖畔特設会場 |
| 問い合わせ | 尾花沢市観光物産協会 TEL:0237-23-4567 |
四大まつり以外にも注目のイベントが!
尾花沢市のお祭り一覧を見ると、四大まつり以外にもユニークな催しがたくさんあります。ここでは特に注目したいイベントをピックアップしてご紹介しますね。
全日本すいか割り選手権大会
夏すいか生産量日本一を誇る尾花沢市ならではのイベントが「全日本すいか割り選手権大会」です。2025年で第14回を迎え、今年は過去最多の43チームが参加する激戦となりました。優勝者には「銀山温泉宿泊券」がプレゼントされるとあって、関東や県外からも参加者が集まる人気ぶり。
真剣にスポーツとしてすいか割りに挑む姿は、見ているだけでもワクワクしてきます!尾花沢すいかの甘さとシャリ感を堪能しながら、夏の思い出をつくってみてはいかがでしょうか。例年8月上旬〜中旬に徳良湖松林特設会場で開催されています。
愛宕神社 裸参り
尾花沢市には「奇習・奇祭」と呼ばれるちょっと変わった伝統行事も残っています。そのひとつが1月上旬に行われる「愛宕神社 裸参り」です。戦後50年間途絶えていましたが、平成7年に復活しました。
零下の夜、ふんどしと足袋・わらじ姿になった若者たちが、雪の降りしきる中で勢いよく水を浴びます。その後、松明や提灯をかざして250段の石段を登り、愛宕神社で町民の安全や受験合格、豊年を祈願。関東から北海道まで、県外からの参加者も多いんだとか。地域の絆を感じる、力強い伝統行事です。
地蔵転がし
子どもたちがお地蔵さんを引きずりまわしながら各家庭を練り歩き、福を呼ぶという珍しい行事が「地蔵転がし」です。地蔵を手荒に扱うのは仏との親交ぶりを表しており、無病息災や豊作の願いが込められています。
嘉永年間に地区の菅野惣八という人が自作の木彫り地蔵を背負って四国や秩父などを行脚し、その地蔵を奉ったことから祭りが始まったと伝えられています。なかなか他では見られない、尾花沢ならではの風習ですよね。
尾花沢市のお祭りを楽しむポイント
せっかく尾花沢市のお祭りに足を運ぶなら、いくつかポイントを押さえておくとより楽しめます。まず、駐車場情報は事前にチェックしておくのがおすすめ。特に花笠まつりや雪まつりは多くの来場者でにぎわうため、早めの到着や無料シャトルバスの利用が便利です。
また、銀山温泉も尾花沢市内にあるので、お祭りと温泉をセットで楽しむプランもいいですね。大正ロマンあふれる温泉街の雰囲気は、お祭りの熱気とはまた違った癒しを与えてくれます。
問い合わせ先は以下のとおりです。
- 尾花沢市観光物産協会 TEL:0237-23-4567
- 尾花沢市商工観光課 TEL:0237-22-1111(代表)
四季折々の表情を見せてくれる尾花沢市のお祭り。みなさんも気になるイベントがあれば、ぜひスケジュールに加えてみてくださいね!
本日の名言
「幸福は香水のようなものである。人に振りかけると、自分にも必ずかかる。」
― ラルフ・ウォルド・エマーソン
お祭りって、そこに集まる人たちみんなで楽しさを分かち合える場所ですよね。誰かの笑顔を見ると、自分もほっと心があたたまる。そんな体験ができるのが、地域のお祭りの魅力だと思います。尾花沢市の四季を彩るお祭りで、みなさんにもたくさんの笑顔が訪れますように◎


















