みなさん、お元気ですか?『ローカログ』弘前エリア担当ライターのはづきです。梅雨が明けたかと思えば、もう津軽の短い夏がやってきましたね。わたしが住む弘前市では、毎年この季節になると街中がお祭りムードに包まれます。
今年も8月1日から7日まで、弘前市の夏祭りの代名詞である弘前ねぷたまつりが開催されます。約80台の勇壮な扇ねぷたと組ねぷたが、「ヤーヤドー」の掛け声とともに城下町を練り歩く光景は、まさに津軽の夏の風物詩です。
弘前ねぷたまつりの歴史と魅力を知る
弘前のねぷたまつりは、なんと300年以上の歴史があるんです。1980年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。農作業の妨げとなる睡魔を追い払う「眠り流し」という農民行事が起源とされていて、今でも地域の大切な文化として受け継がれています。
ねぷたには大きく分けて2つの種類があります。扇形の「扇ねぷた」は、表面に三国志や水滸伝の武者絵が描かれ、裏面には妖艶な美人画が施されているんです。もう一つの「組ねぷた」は、人形型の立体的な構造で、歴史上の英雄が題材になることが多いですね。
わたしの息子は中学生になって、やっと最後まで見られるようになりました。「お母さん、今年は太鼓叩きたい!」なんて言い出して、地元の団体に参加することになりそうです♪
2025年の運行スケジュール
今年の弘前ねぷたまつりの運行スケジュールをご紹介しますね。8月1日から4日までは土手町コース、5日と6日は駅前コース、最終日の7日は土手町午前コースとなっています。
- 8月1日〜4日:土手町コース(19:00スタート)
- 8月5日・6日:駅前コース(19:00スタート)
- 8月7日:土手町午前コース(10:00スタート)
7日の「なぬかびおくり」は特別で、7日間のねぷたまつりを終えたねぷたを炎で清める儀式があります。しんみりとした雰囲気の中、来年への期待が膨らむ瞬間です。
見どころスポットと観覧のコツ
特におすすめなのは、土手町通りでの観覧です。道幅が狭いので、巨大なねぷたとの距離が近く、迫力満点!電線や看板をうまくかわしながら進む様子は、まさに職人技です。
わたしのお気に入りは桜大通りのスタート地点。各所のねぷた小屋から集まってくるねぷたを見ることができて、囃子方の練習音も聞こえてきます。運行前のわくわく感がたまらないんです◎
土手町の終了地点である富田大通りとの交差点も見逃せません。弘前パークホテル前あたりから正面に進んでくるねぷたを見ることができて、これがまた圧巻!他では見られない光景ですよ。
有料観覧席の情報
ゆっくり座って観覧したい方には、有料観覧席がおすすめです。特別観覧席は1万5000円から、個人観覧席は3500円からあります。6月から販売開始されるので、早めの予約がベストですね。
弘前市の夏祭りは宵宮も魅力的!
弘前市の夏祭りといえば、ねぷたまつりだけじゃないんです。5月から10月にかけて市内各地で開催される「宵宮(よみや)」も、地元民にとって欠かせない夏の楽しみです。
宵宮は各神社の大祭前夜祭として催されるお祭りで、明治以前から続く風習なんです。朝6時に花火が「ドーン、ドーン!」と鳴って開催を知らせると、子どもたちはそわそわ。うちの娘も「今日はどこの宵宮?」って聞いてきます。
2025年の主な宵宮スケジュール
特に出店数が多くて人気の宵宮をピックアップしてみました。最勝院・八坂神社(7月7日)や弘前八幡宮(7月31日)は、70店以上の出店が並ぶ大規模な宵宮です。
- 7月7日:最勝院・八坂神社(銅屋町)
- 7月14日:八幡宮(清水森)
- 7月31日:弘前八幡宮(八幡町)
- 9月21日:岩木山神社宵宮(百沢)
金魚すくいや射的、綿あめにかき氷。定番の屋台はもちろん、地元ならではの「じゃんぼおでん」も人気です。黒こんにゃくに味噌だれをつけて食べるんですが、これがまた美味しいんですよ!
屋台グルメと地元の味を楽しむ
弘前市の夏祭りでの楽しみといえば、やっぱり屋台グルメですよね。ねぷたまつり期間中は、たくさんの屋台が出店します。
特におすすめなのが、津軽の郷土料理「いがめんち」。イカのゲソを使った揚げ物で、ビールとの相性抜群!黒石つゆやきそばも人気で、ソース味とつゆの組み合わせが絶妙なんです。
弘前といえばりんごですよね。夏でもりんごのスイーツが楽しめて、特に冷たいりんごシャーベットは暑い夜にぴったり。わたしの家族も大好きで、毎年必ず食べています♪
女性/30代前半/パート:「子どもが小さい頃は大変でしたが、今は一緒に屋台巡りを楽しんでいます。地元の味を次の世代に伝えていきたいですね」
参加型で楽しむねぷたまつり
見るだけじゃなくて、実際に参加することもできるのが弘前ねぷたまつりの魅力です。観光客向けの体験プログラムもあって、気軽に参加できます。
津軽藩ねぷた村では、金魚ねぷたの絵付け体験や太鼓の体験ができます。高さ10mの大型ねぷたの展示もあって、まつり期間外でも楽しめる施設です。津軽三味線の生演奏も聴けるので、観光にもぴったりですよ。
まつり当日は、自由参加OKの団体もあります。「ヤーヤドー」の掛け声を出しながら、地元の人たちと一緒にねぷたを曳く体験は、一生の思い出になること間違いなし!
ねぷた講習会への参加
本格的に参加したい方は、事前のねぷた講習会がおすすめです。笛や太鼓の練習ができて、当日はもっと楽しめます。持参するのは笛か太鼓のバチだけ。事前連絡不要で気軽に参加できるんです。
アクセスと交通規制の注意点
ねぷたまつり期間中は、運行コース周辺で交通規制があります。8月1日から6日は18:30から22:00、7日は9:30から11:30まで規制されます。
観覧用の無料駐車場はないので、市内の有料駐車場を利用することになります。弘前土手町立体駐車場(200台)やしたどてスカイパーク(363台)など、徒歩2〜3分の大型駐車場がありますが、早めの到着がおすすめです。
- JR弘前駅から土手町まで:徒歩約15分
- JR弘前駅から弘前公園まで:徒歩約20分
- 観光バス専用待機所:約20台(要予約)
わたしは毎年、自転車で行くことが多いです。駐車場の心配もないし、帰りの渋滞も避けられるので便利ですよ。
初夏の花火大会も見逃せない!
6月21日には「古都ひろさき花火の集い」が開催されます。岩木川河川敷運動公園で約1万発の花火が打ち上げられ、県内最大級の規模なんです。
弘前市の夏祭りシーズンの幕開けを告げるイベントで、約2万5000人が訪れます。有料席もあるので、ゆっくり鑑賞したい方は事前予約がおすすめ。S特別席は1万5000円からで、家族で楽しむならマス席(1万円)もいいですね。
地元民だから知っている楽しみ方
宵宮を楽しむコツは、あらかじめ行く日を決めておくこと。わたしは毎年、出店数が多い日と家族の休みが合う日をチェックして、カレンダーに印をつけています。
それと、宵宮に行く前は軽く食べてから出かけるのがポイント。おにぎり一つでも食べておくと、屋台での出費を抑えられます。家計のピンチを回避する主婦の知恵です(笑)。
男性/40代/会社員:「子どもの頃から毎年楽しみにしていました。今は自分の子どもと一緒に参加できるのが嬉しいです」
まとめ
弘前市の夏祭りは、300年の歴史を持つねぷたまつりを中心に、宵宮や花火大会など、5月から10月まで楽しめるイベントが盛りだくさんです。
観るだけでなく参加もできて、地元の美味しいグルメも楽しめる。わたしたち地元民にとっても、毎年新しい発見がある素敵なお祭りなんです。
今年の夏は、ぜひ弘前市の夏祭りで、津軽の熱い魂を感じてみませんか?きらきらと輝くねぷたの明かりと、「ヤーヤドー」の掛け声が、みなさんを特別な夏の思い出へと誘ってくれるはずです☆
「祭りとは、人と人との絆を深め、地域の文化を次世代へ繋ぐ大切な架け橋である」- 民俗学者 宮本常一
弘前の夏祭りで、みなさんも新しい出会いと感動を見つけてくださいね。わたしも家族と一緒に、今年も思いっきり楽しむつもりです!


















