こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです。今日は世田谷区民の皆さんにとって重要なお知らせがあります。長年親しまれてきた世田谷区のコミュニティサイクル「がやリン」が、2025年度中にサービスを終了することが発表されました。
「えっ、がやリンがなくなっちゃうの?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。ボクも最初にこのニュースを聞いたときは正直ビックリしました。でも安心してください!新しい選択肢もしっかり用意されているんです。
世田谷区コミュニティサイクル「がやリン」の歴史
まずは「がやリン」がどんなサービスだったのか振り返ってみましょう。世田谷区のレンタサイクル事業は、実は1994年に桜上水からスタートしたんです。当時は放置自転車が大きな社会問題になっていて、1987年には区内に約33,000台もの放置自転車があったそうです。
区では駐輪場の整備と並行して、自転車の共同利用という新しいアイデアを取り入れました。そして2005年からは、借りた場所と違う場所で返却できるコミュニティサイクルの社会実験がスタート。これが現在の「がやリン」の原型になったんです。
「がやリン」という愛称で親しまれるコミュニティサイクルは、桜上水南、経堂駅前、三軒茶屋中央、桜新町、等々力の5か所にポートが設置されています。また、三軒茶屋北と成城北第二の2か所では、同じ場所で貸出・返却を行うレンタサイクルサービスも提供されていました。
サービス終了の理由とは?
では、なぜ長年続いてきたサービスが終了することになったのでしょうか。世田谷区の発表によると、利用状況、維持修繕費の高騰、民間シェアサイクルの普及などを総合的に判断した結果だそうです。
確かに最近は街中でいろんな色のシェアサイクルを見かけるようになりましたよね。民間のサービスが充実してきたことで、区が直接運営する必要性が薄れてきたということなのかもしれません。
また、自転車の維持管理にかかる費用も年々増加していたようです。古い自転車の修理費用や新しい自転車への入れ替え費用など、運営コストの面でも課題があったのでしょう。
新たな選択肢:民間シェアサイクルサービス
「がやリン」がなくなるのは寂しいですが、実は世田谷区では2024年度から新しい取り組みが始まっています。区とハローサイクリング、ドコモ・バイクシェアの各運営事業者が協働してシェアサイクル事業を実施しているんです。
民間シェアサイクルの最大のメリットは、区を超えた広域での利用が可能という点です。同じ事業者のポートであれば、世田谷区内だけでなく、隣接する区や都内の広いエリアで相互に利用できます。
HELLO CYCLINGの展開状況
HELLO CYCLINGは世田谷区内に多数のステーションを展開しています。主なステーションには以下のような場所があります。
- サミットストア成城店
- サミットストア千歳台店
- サミットストア桜店
- ロアール三軒茶屋
- ロアール池尻大橋
- ローソン世田谷赤堤三丁目店
- 用賀STビル(用賀駅前)
スーパーやコンビニの前に設置されていることが多いので、買い物のついでに利用するのも便利ですね。ボクも実際に使ってみましたが、スマホアプリで簡単に予約・決済ができて、とても使いやすかったです。
世田谷区の自転車政策の成果
ここで少し、世田谷区の自転車政策がどれだけ成功したかお話ししましょう。かつて33,000台もあった放置自転車は、現在では約2,800台にまで減少したそうです。これは本当にすごい成果ですよね!
区では駐輪場の整備を積極的に進め、現在では区立の駐輪場が48か所約24,000台分、民間の駐輪場も51か所約26,000台分と、官民合わせて約50,000台もの自転車を収容できるようになっています。
この取り組みは大きな成功を収めたと言えるでしょう。レンタサイクル事業も当初は放置自転車対策の一環としてスタートしましたが、次第に区民の重要な移動手段として定着していきました。
利用者の声と活用方法
「がやリン」は多くの区民に愛用されてきました。特に学生の利用が多く、桜新町では電車で来てからレンタサイクルで大学まで通う学生が多かったそうです。
桜新町では学生の利用者が多いです。桜新町まで電車で来て、そこからレンタサイクルに乗って大学まで行くんですが、先輩から後輩へ、便利なものがあるよと伝わっているらしいですよ(30代/女性/区職員)
また、自分では自転車を持たずに、家と駅の往復にレンタサイクルを使う人もいたそうです。これは現代のライフスタイルにマッチした使い方ですよね。
世田谷区の地理的特徴とコミュニティサイクルの役割
世田谷区は東京23区の中でも2番目に広い区です。公共交通機関として京王線、小田急線、東急各線の駅が点在し、バス路線も豊富ですが、電車の線路は主に東西方向に伸びており、南北方向の交通網が少ないという特徴があります。
コミュニティサイクル事業は、まさにこの南北方向の移動を補完する役割を果たしてきました。電車とバスだけでは不便だった移動が、自転車を使うことでスムーズになったんです。
今後の展望と課題
区のレンタサイクル事業は2025年度中に終了しますが、その役割は民間シェアサイクルサービスに引き継がれていきます。区と民間事業者の協働により、より広範囲で利便性の高いサービスが提供されることになります。
特に注目すべきは、区の境界を越えた利用が可能になる点です。世田谷区は隣接する区も多いため、区をまたいだ移動の需要も少なくありません。民間シェアサイクルの導入により、そうしたニーズにも応えられるようになります。
また、民間事業者のノウハウを活かした利便性の向上も期待できます。スマートフォンアプリを使った予約・決済システムや、AIを活用した自転車の再配置など、テクノロジーを駆使したサービス改善が進むでしょう。
利用者への配慮と移行支援
これまで「がやリン」を利用してきた方々にとっては、新しいサービスへの移行がスムーズに行われるかが気になるところです。区では2025年度のサービス終了に向けて、利用者への周知や新サービスへの誘導を丁寧に行っていくことが求められます。
具体的な終了時期については、各施設及び指定管理者である世田谷区シルバー人材センターのホームページで改めて告知される予定です。現在利用されている方は、こまめに情報をチェックしておくことをおすすめします。
環境への配慮と持続可能な交通手段
自転車は環境にやさしい交通手段として注目されています。CO2を排出せず、健康増進にも役立つ自転車の利用は、持続可能な社会の実現に向けて重要な要素です。
民間シェアサイクルサービスの普及により、より多くの人が自転車を利用しやすくなることで、環境負荷の軽減にもつながるでしょう。皆さんも、通勤・通学や買い物、観光など、様々なシーンでシェアサイクルを活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
世田谷区のコミュニティサイクル「がやリン」の終了は一つの時代の終わりを告げるものですが、同時に新しい時代の始まりでもあります。民間シェアサイクルサービスとの連携により、より広範囲で利便性の高いサービスへと進化していくことでしょう。
ボクも世田谷区民の一人として、これからも自転車を活用した環境にやさしい移動を続けていきたいと思います。変化を恐れず、新しいサービスにもチャレンジしていきましょう!
人生は自転車に乗るようなものだ。バランスを保つためには動き続けなければならない。 – アルベルト・アインシュタイン
アインシュタインの言葉のように、私たちも常に新しい変化に適応しながら、前に進んでいきたいものですね。それでは、また次回の『ローカログ』でお会いしましょう♪

















