こんにちは、みなさん!『ローカログ』目黒エリア担当ライターのあきこです。今日も毎日が発見の気持ちで、わたしたちの住む目黒区について面白いお話をお届けしたいと思います♪
目黒区って桜並木で有名な目黒川や、おしゃれなカフェが点在する代官山、自由が丘など素敵なスポットがたくさんありますが、実はその美しい街並みの背景には興味深い地形の特徴があるんです。坂道が多いなぁと感じたことはありませんか?今回は、そんな目黒区の地形について、地域に住む一人として詳しく調べてみました!
武蔵野台地に広がる起伏豊かな目黒区の地形
目黒区は武蔵野台地の東南部に位置していて、実は全体的に高台にあるエリアなんです!でも、ただ平らな台地というわけではなくて、目黒川と呑川という2つの大きな川が北西から南東に向かって20~30メートルもの深いとい状の谷を作っているのが特徴的。これがあの美しい目黒川沿いの桜並木を生み出しているんですね♪
さらに面白いのは、これらの大きな谷だけでなく、支谷と呼ばれる小さな谷もあちこちに存在していること。この支谷たちが台地を浅く、時には深く刻み込んで、目黒区独特の起伏に富んだ地形を作り上げています。
標高でいうと、なんと5メートル未満から35メートル以上まで幅広い高低差があるんです!これは23区の中でもかなり起伏が激しい方で、坂道が多いのも納得ですよね。権之助坂なんて、昔は牛馬が登れないほどの急坂だったそうですよ。
三つの台地が織りなす目黒区の地形構造
目黒区の地形をもっと詳しく見てみると、台地部分は大きく三つに分けられるんです。まず、区の西南部には「荏原台」と呼ばれる台地があります。そして東北部には「淀橋台」という台地が広がっています。この二つの台地は海抜30~45メートルの高さで、実は昔は一続きの土地だったと考えられているんですって!地球の歴史を感じますね。
そしてこの二つの台地の間に、海抜25~32メートルの台地があり、これが特別に「目黒台」と名付けられています。目黒区らしい名前ですよね♪この三つの台地構造が、目黒区の複雑で美しい地形を生み出しているんです。
関東ローム層が支える安定した地盤
台地部分の地質についても興味深い特徴があります。黒土の表土の下には、関東ローム層と呼ばれる赤土が広く分布しているんです。この関東ローム層は火山灰が堆積してできた土で、住宅地盤としては比較的安定しているとされています。
一方で、目黒川や呑川の谷底平野部分には赤土はなく、人工的な盛土の下に固まっていない砂礫や泥があります。これは沖積層といって、川の上流から運ばれてきた土砂が堆積したもの。同じ目黒区内でも、場所によって地質が全然違うんですね!
坂道が多い理由は川が作った谷にあり
目黒区を歩いていると、本当にあちこちに坂道がありますよね。実はこれ、偶然ではなくて地形的な理由があるんです!区内を流れる目黒川をはじめとする河川が、長い年月をかけて台地を削って谷を作ったため、台地から谷底への傾斜が生まれているんです。
特に目黒川沿いは周辺地域の中で一番低い場所になっていて、代官山方面からも祐天寺方面からも坂を下って川に向かうような地形になっています。桜の季節にお花見に行くときも、なんとなく下り坂を歩いている感覚がありませんか?
- 目黒川沿いの谷底部分
- かつて目黒川に注いでいた小さな川の跡
- 都立大学駅や自由が丘駅周辺の旧河川エリア
こういった場所が、目黒区内のあちこちに点在していて、それぞれが周囲より低い土地となっているため、どこに行っても坂道に出会うことになるんです。
地形の特徴が生み出す暮らしへの影響
この起伏に富んだ地形は、目黒区の美しい景観を作り出している一方で、暮らしにもさまざまな影響を与えています。例えば、台地と低地の境界部分では、後背地から浸透してくる雨水や地下水の影響で地盤が軟弱化することがあるんです。
また、雨による浸食で台地側から運ばれた土が再堆積している場所もあり、こういったエリアでは不同沈下という現象が起こる可能性も。住宅を建てる際には、こうした地形の特徴を考慮した基礎工事が必要になることもあるんですね。
谷底低地での注意点
特に注意が必要なのは、谷底低地と呼ばれるエリア。ここは台地部が小さい河川によって削られて形成された低地で、台地部の間に樹枝状に分布しています。台地を形成していた土砂が再堆積した土や、腐植土などが分布していて、非常に軟弱な地盤になっているんです。
こういった場所では、長期的な沈下を防止するような対策が必要になることが多いそう。でも、心配しすぎることはありません!現在では建築技術も発達していて、適切な対策を取れば安心して住むことができますよ♪
防災面から見た目黒区の地形特徴
起伏の多い地形は、防災の観点からも知っておきたいポイントがいくつかあります。目黒区では25箇所が土砂災害警戒区域に、そのうち18箇所が土砂災害特別警戒区域に指定されているんです。危険地域の多くは目黒川沿い、特に左岸側に集中している傾向があります。
でも、RC造の建物では土砂災害での大きな被害は想定しにくいとされているので、過度に心配する必要はありません。ただ、近隣に住んでいる場合は、危険地域の位置を把握しておくことは大切ですね。
台地部分は武蔵野台地上にあるおかげで、液状化のリスクは比較的低いとされています。ただし、川沿いの低地や谷部分では、周囲より標高が低いため水害のリスクには注意が必要です。
地形を活かした目黒区の魅力
こうした複雑な地形は、実は目黒区の大きな魅力にもなっているんです!坂道が多いからこそ生まれる変化に富んだ街の景観や、高低差を活かした美しい眺望スポット。目黒川の桜並木も、谷底を流れる川だからこそあの美しい風景が楽しめるんですよね。
代官山や中目黒の洗練された街並みも、この地形の起伏があってこそ。平坦な土地では味わえない、立体的で奥行きのある街の魅力を感じることができます。坂道は大変だけれど、それも含めて目黒区らしさなんじゃないでしょうか♪
最近では健康志向の高まりで、坂道ウォーキングを楽しむ方も増えているそう。地形の特徴を知ると、普段の散歩コースも違って見えてくるかもしれませんね!
「地形は街の個性を決める最も基本的な要素である」- 地理学者 三好唯義
目黒区の地形を知ることで、わたしたちの住む街がより身近で愛おしく感じられました。毎日歩く坂道にも、長い地球の歴史が刻まれているなんて、とってもロマンチックですよね!みなさんも、今度お散歩するときはぜひ地形に注目してみてください。きっと新しい発見があるはずです♪


















