こんにちは、『ローカログ』岩手県担当ライターの たつのり です。わたしは花巻市出身で、今は盛岡市でリモートワーク中心の会社員をしながら、岩手の魅力を発信しています。みなさんは、花巻市にどんなお祭りがあるかご存じでしょうか?
実は花巻市には、430年以上の歴史を誇る「花巻まつり」をはじめ、四季折々の伝統行事がぎゅっと詰まっています。今回は花巻市のお祭り一覧として、地元出身のわたしが季節ごとにじっくりご紹介しますね♪
春のお祭り|毘沙門まつりと全国泣き相撲大会
花巻市の春を彩るのが、毎年5月4日・5日に開催される「毘沙門まつり・全国泣き相撲大会」です。会場は東和町北成島の三熊野神社・毘沙門堂境内で、全国から赤ちゃんが集まります。
「先に泣いた方が勝ち」というユニークなルールで行われる泣き相撲は、赤ちゃんの健やかな成長を願う伝統行事。力士に抱かれた赤ちゃん同士が泣き声を競い合う姿は、なんともほほえましいですよね。
境内には露店も並び、地元の方から観光客まで多くの人でにぎわいます。春のぽかぽか陽気の中、お子さん連れでお出かけするのにぴったりのお祭りです😊
夏のお祭り|花火大会からあんどんまつりまで
土沢七夕まつり(8月6日・7日)
東和町土沢商店街で開催される「土沢七夕まつり」は、色とりどりの七夕飾りが通りを彩る夏の風物詩。駅前の「cafe Blue」から中町「アイリス駐車場」までの区間を、ゆっくり歩きながら楽しめます。
地元の方々が手作りした飾りには、それぞれの願いが込められていて、じんわりと心があたたまりますよ。
石鳥谷夢まつり・花火大会(8月13日)
大正橋公園(石鳥谷水辺プラザ)で開催される「石鳥谷夢まつり」は、お盆の時期に夜空を彩る花火大会です。川沿いに打ち上がる花火は迫力満点!地元の人たちと一緒に夏の夜を満喫できます。
大迫あんどんまつり(8月14日・16日)
花巻市大迫町で行われる「大迫あんどんまつり」は、幻想的なあんどんが町を練り歩く伝統行事。雨天決行なので、天気に左右されずに楽しめるのもうれしいポイントです。
夜の闇に浮かび上がるあんどんの灯りは、どこか懐かしくて、見ているだけで心が落ち着きます。
光と音のページェント 花火ファンタジー(8月23日)
北上川河川敷(朝日橋〜朝日大橋)で開催される花火大会です。音楽と花火がシンクロする演出は、まさにファンタジーの名にふさわしい美しさ。夏の終わりを彩る一大イベントとして、多くの人が訪れます。
早池峰神社例大祭(8月1日)
花巻市大迫町の早池峰神社で行われる例大祭は、ユネスコ無形文化遺産に登録された「早池峰神楽」が奉納される貴重な機会です。山伏たちによる神秘的な舞は、一度見たら忘れられない体験になりますよ。
秋のお祭り|花巻まつりを中心に盛りだくさん!
花巻まつり(9月12日〜14日)
花巻市を代表するお祭りといえば、やっぱり「花巻まつり」です!毎年9月の第2土曜日を中心とした金・土・日の3日間、上町「おまつり広場」を中心に開催されます。
その歴史はなんと430年以上。江戸時代から続く伝統の祭りで、花巻市民の誇りともいえる存在です。見どころは盛りだくさんですが、主な行事を紹介しますね。
- 風流山車パレード:アセチレンガスの灯りに照らされた華麗な山車が、花巻ばやしの音色とともに練り歩きます
- 神輿パレード:2015年には「神輿を同一会場で一斉に展示した最大数」として114基でギネス世界記録を達成!
- 鹿踊・神楽権現舞:岩手県を代表する郷土芸能で、約30団体が参加して演舞を披露
- 花巻ばやし踊り:約500人が手踊りを披露する優雅なパレード
3日間のスケジュールは以下の通りです。
| 日程 | 時間 | 主な行事 |
|---|---|---|
| 9月12日(金) | 15:00〜21:00 | 山車・神輿自由運行、神楽権現舞演舞、群舞かがり火鹿踊 |
| 9月13日(土) | 15:00〜21:00 | 子供神輿パレード、鹿踊演舞、山車パレード、一般神輿パレード |
| 9月14日(日) | 15:10〜21:00 | 山車パレード、花巻ばやし踊り、神輿パレード、大手締め |
期間中は「花巻まつり屋台村」や「花巻まつり特産品フェア」も同時開催されるので、グルメやお土産探しも楽しめます。わたしも子どもの頃から何度も参加していますが、あの熱気は何度体験してもワクワクしますね!
石鳥谷まつり(9月8日〜10日)
花巻市石鳥谷町で毎年9月8日・9日・10日に開催される「石鳥谷まつり」。文化タクシー前から駅口交差点までがお祭り広場となり、山車の運行や郷土芸能の披露が行われます。
8日と9日は山車の自由運行となっていて、石鳥谷町内のあちこちで山車に出会えるのが魅力です。
土沢まつり(9月下旬)
東和町土沢商店街で開催される「土沢まつり」は、地域の人々が大切に守り続けてきた秋祭り。山車や神輿が商店街を練り歩き、町全体がお祭りムードに包まれます。
おおはさまワインまつり(9月第3日曜)
花巻市大迫町のエーデルの丘(ぶどうの丘地域)で開催される「おおはさまワインまつり」。大迫町は岩手県有数のぶどうの産地で、地元産ワインを堪能できるイベントです。
秋の爽やかな空気の中、ぶどう畑を眺めながらワインを味わう…大人にはたまらない時間ですよね🍷
賢治祭(9月21日)
花巻市文化会館で毎年9月21日に開催される「賢治祭」は、宮沢賢治の命日に合わせた追悼行事です。賢治作品の朗読や合唱、野外劇などが行われ、賢治ファンにとっては欠かせないイベントとなっています。
冬のお祭り|雪国ならではの伝統行事
たろし滝測定会(2月11日)
葛丸川上流にある「たろし滝」は、冬になると凍結して巨大な氷柱になります。その太さでその年の作柄を占うという、雪国ならではのユニークな行事が「たろし滝測定会」です。
毎年2月11日に開催され、地元の方々が滝の太さを測定。自然の神秘を感じられる、花巻市ならではの冬のイベントです。
花巻元祖わんこそば全日本大会(2月11日)
同じく2月11日に花巻市文化会館で開催されるのが「花巻元祖わんこそば全日本大会」。花巻市はわんこそば発祥の地として知られており、全国から猛者が集まって杯数を競います。
「はい、じゃんじゃん!」の掛け声とともにお椀が次々と重ねられていく光景は、見ているだけでも楽しいですよ♪
おおはさま宿場の雛まつり(2月下旬〜3月初旬)
大迫交流活性化センターや町内商店で開催される「おおはさま宿場の雛まつり」は、古い宿場町の風情を生かした雛飾りの展示イベント。各店舗や施設に飾られた雛人形を巡りながら、町歩きを楽しめます。
早池峰神社蘇民祭(3月17日)
大迫町内川目の早池峰神社で毎年3月17日に行われる「蘇民祭」は、五穀豊穣と無病息災を祈願する伝統行事。厳かな雰囲気の中で行われる祭りは、岩手の冬の終わりを告げる風物詩となっています。
通年で楽しめるイベントも!
倉沢人形歌舞伎(11月23日)
花巻市東和町倉沢地区に伝わる「倉沢人形歌舞伎」は、岩手県の無形民俗文化財に指定されている貴重な伝統芸能です。倉沢人形歌舞伎伝承館で毎年11月23日に公演が行われます。
地域の方々によって大切に受け継がれてきた人形歌舞伎は、一見の価値あり。ぜひ足を運んでみてください。
八幡田んぼアート(6月〜10月)
花巻市石鳥谷八幡で毎年行われる「八幡田んぼアート」は、色の異なる稲を植えて田んぼに絵を描くアート作品。見頃は6月下旬から8月中旬で、展望台から眺めると壮大な絵が浮かび上がります。
花巻市のお祭りを楽しむコツ
花巻市のお祭りを存分に楽しむために、いくつかのポイントをお伝えしますね。
- 駐車場は早めに確保!特に花巻まつり期間中は混雑するので、公共交通機関の利用もおすすめです
- 9月のお祭りシーズンは朝晩冷え込むことも。羽織るものを持参すると安心です
- 屋台グルメも楽しみのひとつ。地元の味をぜひ堪能してください
- 郷土芸能は写真撮影OKの場合が多いですが、マナーを守って楽しみましょう
花巻市出身のわたしとしては、やっぱり花巻まつりが一番のおすすめ。あの花巻ばやしの音色を聞くと、子どもの頃の記憶がよみがえってきて、じんわりと胸が熱くなります。
みなさんもぜひ、花巻市のお祭りに足を運んでみてくださいね。きっと岩手の人のあたたかさと、伝統文化の奥深さを感じられるはずです😊
「道は歩くほど深まる」
これはわたしの座右の銘ですが、お祭りもまさに同じ。何度訪れても新しい発見があり、その土地への愛着が深まっていくものです。花巻市のお祭り一覧を参考に、ぜひ四季折々の伝統行事を体験してみてください!


















