こんにちは!『ローカログ』世田谷エリア担当ライターのすーちゃんです♪ 世田谷区で建物を建てる際に気になる附置義務について、今日は詳しくお話しさせていただきますね。
皆さんは建物を新築や増築する際に、駐車場や駐輪場の設置が義務付けられているケースがあることをご存知でしょうか? これが「附置義務」と呼ばれる制度なんです。世田谷区では複数の条例によって、この附置義務が定められているんですよ。
世田谷区の附置義務制度の基本
世田谷区における附置義務は、主に自動車用駐車場と自転車等駐車場の2つに分かれています。これらの制度は、地域の交通環境を良好に保つために設けられているんです。
まず自動車用の駐車場については、東京都駐車場条例に基づいて大規模建築物に対して最低限の駐車場設置が義務付けられています。一方、自転車等駐車場については、世田谷区独自の自転車条例によって規定されているのが特徴的ですね。
対象となる地域
附置義務の対象となるのは、第一種及び第二種低層住居専用地域以外の地域です。つまり、商業地域や住居地域、工業地域などが主な対象エリアとなります。世田谷区の多くの地域が該当するため、建築を検討している方は要注意です!
自転車等駐車場の附置義務
世田谷区では、自転車等の大量の駐車需要を生じる施設を新築または増築する場合、自転車等駐車場の設置が義務付けられています。対象となる施設は多岐にわたり、それぞれ異なる基準が設けられているんです。
大規模店舗(物販・飲食店等)
店舗面積が200平方メートル以上の物販店や飲食店では、店舗面積20平方メートルごとに1台の自転車等駐車場が必要です。ここでいう店舗面積には、売場や売場間の通路、ショーウインドー、ショールーム、承り所、物品加工修理場、客席、待合室などが含まれます。
金融機関
銀行や信用金庫、農協などの金融機関では、店舗面積が250平方メートル以上の場合に附置義務が発生します。この場合、店舗面積25平方メートルごとに1台の設置が必要となります。
遊技場等
パチンコ店やゲームセンター、映画館などの遊技場では、店舗面積が150平方メートル以上で附置義務が生じます。設置台数は店舗面積10平方メートルごとに1台と、他の施設よりも高い設置率が求められています。
スポーツ施設
スポーツジムやボウリング場、ゴルフ練習場、テニスコートなどのスポーツ施設では、施設面積が300平方メートル以上の場合に附置義務があります。施設面積25平方メートルごとに1台の設置が必要です。
学習施設
学習塾やピアノ教室などの学習施設では、施設面積が200平方メートル以上で附置義務が発生します。施設面積15平方メートルごとに1台の設置が求められます。
自動車駐車場の附置義務
東京都駐車場条例に基づく自動車駐車場の附置義務は、延べ面積が一定の規模以上の建築物が対象となります。特定用途の建築物については、都市計画区域全体において附置義務が適用されるのが特徴です。
特定用途とは、劇場、映画館、演芸場、観覧場、放送用スタジオ、公会堂、集会場、展示場、結婚式場、斎場、旅館、ホテル、料理店、飲食店、キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー、ダンスホール、遊技場、ボーリング場、体育館、百貨店その他の店舗、事務所、病院、卸売市場、倉庫若しくは工場などを指します。
附置義務台数の計算方法
新築時の附置義務台数は、建築物の各用途の部分の床面積を基準床面積で割った値に緩和係数を乗じて算出されます。ただし、延べ面積6000平方メートルを超える建築物の場合は緩和係数を適用できません。
計算結果に小数点以下の端数が生じる場合は端数切り上げとなり、一般の駐車施設の附置義務基準では、計算結果が1台となった場合の附置義務台数は2台となります。
住環境条例による附置義務
世田谷区では、自転車条例とは別に「世田谷区建築物の建築に係る住環境の整備に関する条例(住環境条例)」でも自転車等駐車場の附置義務が定められています。この条例は自転車条例の対象になるかどうかを問わず適用される場合があるため、注意が必要です。
住環境条例では、自動車駐車場の代替措置として、福祉サービスや宅配便、バイク便、引越車両などを出入口付近に一時的に停車できる空間を設ける場合、附置義務台数の1台として代替可能とする規定もあります。
届け出手続きと注意点
附置義務に該当する施設を新築または増築する場合は、あらかじめ世田谷区の交通安全自転車課への届け出が必要です。書類が整いましたら届け出前に相談することが推奨されており、来所の際は予約が必要となります。
床面積については建築基準法施行令第二条第三号の規定による面積が基準となり、通路や階段、エレベーター、トイレなどの利用者のために設けてあるスペースも含まれます。一方、事務室や倉庫などの従業員専用スペースや非常階段等の防災スペースは含まれません。
まとめ
世田谷区の附置義務制度は、地域の交通環境を良好に保つための重要な制度です。建築を検討している皆さんは、計画段階から附置義務の要件を確認し、適切な駐車場・駐輪場の設置を計画することが大切ですね。
思い立ったが吉日! 建築計画がある方は、早めに世田谷区の担当課に相談して、スムーズな手続きを進めていきましょう♪
「準備を怠る者は失敗の準備をしている」- ベンジャミン・フランクリン
皆さんも建築計画では事前の準備をしっかりと行い、素晴らしい建物を完成させてくださいね!

















